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『女は好きなことを仕事にする』人生100年時代なのに、まだ「始めるのには遅すぎる」なんて躊躇してるの?

今日は42歳で突然、モロッコのスリッパ(バブーシュ)を売るために起業した、大原真樹さんの『女は好きなことを仕事にする』を読みました。

読書中、ふと頭をよぎったことがある。

私は今インスタの読書アカウントを運営することが、大好きすぎる。
猛烈に愛していると言っても、過言ではない。

仕事になるかは正直わからない。

無性にドはまりしているので、1日が24時間じゃ足りない。
以前は24時間は多すぎるほど、人生に飽いていたというのに。

燃え上がったときの恋愛感情が、ずっと続いている感じ。
ずっと、ボーボー発火している、私の心ン中。

私は実は1年ぐらい、我慢してうんと嫌いなことを、さらに大っ嫌いになるまでやってみた経験があったんです。

もちろん好きになろうと努力したし、自分なりに必死に頑張った、つもり。
結果、体調を壊して終わった。

あの頃の経験はいまだに悪夢になって現れる。
うなされる。

逆説的ではあるんだけど、あの経験があったから、今好きなことがハッキリと明確にわかるようになった。

霧が晴れるってこんな体験なんだろうか?

霧から晴れた世界に到達したイメージが、この写真。

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私が見たかった世界を、自分なりに表現しているのです。

自然のありのままの美しさ。
本の持つ魅力。

この2つの世界は、私の幼少の記憶の一番大切な部分なのだ。
それを再現することによって、私の今のインスタの型が出来上がった。

さて、本の話に戻していこう。

著者である大原真樹さんは、アパレルのバイヤーやスタイリストの仕事を経験されました。

その間もモロッコの雑貨に惹かれ、ずっと「好きの種」を持ち続けていました。

モロッコの魅力に初めて出会ったのが、27歳。
初めて触れたのが、36歳。

そして、42歳で仕事にするのです。

大原さんは起業当時、周囲の人の大反対に合ったそうです。

しかし、モロッコに魅了された大原さんは、品質も確かで、日本のファッションに合うような、オリジナルブランド「ファティマモロッコ」を立ち上げます。

ファティマモロッコの挑戦や失敗から学んだこと、仕事の人間関係なども書かれていて、大変興味深いです。

何より、好きなことを仕事にするメッセージが溢れていて、ワクワクしました。

このnoteやSNSでの好きなことの発信も、何かのきっかけになる時代です。

「好きなこと」とは、難なくできて、時間を忘れて没入できることだと、きりんは解釈しています。

私のように、童心に還ってしまうようなトキメキなんかもそう。
自分らしく生きるために、それはとても重要な要素ではないでしょうか。

大原さんは言います。

"「自分の人生を楽しく生きたい」と願うのであれば、まずそのための第一歩は、「私は何をしているときが、一番楽しいだろう」「これを語りはじめたら、止まらなくなるものって何だろう」と、考えてみてください。
服やアクセサリーなどのモノかもしれません。
犬や猫などの動物かもしれません。
映画や本かもしれないし、音楽やお料理かもしれない。
絵を描くことでも、好きな国でも、何でもいい。
その世界に浸れることが何よりも幸せだと感じることがあるなら、その道を突き進む方法を探していくほうが、きっと、もっと、生きている実感が湧くと思うのです。
「好きなことは仕事にしたほうがいい」
私は絶対そう思います。
「好きなことに情熱を燃やして生きていきたい」
と願っているなら、そのアンテナを張っていると、ある日絶対に「好き」をキャッチする瞬間がくるのではないかと思います。(p58)"

さらに、こんな感じも、軽やかでいいなと思いました。
スキップするように、軽やかで。

"好きなことで稼げるのか?
好きなことを仕事にすると嫌いになるのでは?
好きなことで生きていけるほど人生は簡単じゃない。
真面目な人ほど、こういう言葉にがんじがらめになっているような気がします。
でも、今日から変わればいい、
明日から好きなことすればいい。
「やっぱり、こっちにしまーす」って、さっさと方向転換する。
無責任だって思われても気にしません。
だって、自分の人生なんですからね。(P40)"

好きなことは、誰にも文句を言われたくない。
好きなことは、誰がなんと言おうと好き。
好きなことを、始めるのに年齢を言い訳にしない。

そして、とことんやってみよう!

人生100年時代なんだし。
1度きりの、誰でもない。

私だけの。
そして、あなただけの人生なんだもの。

自分のことを、1,000%肯定できるのは、それもまた自分しかいない。


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