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『生き方革命 未知なる新時代の攻略法』冷静に見極め、熱く生きる極意


本日は堀江貴文さんと橋下徹さんの『生き方革命 未知なる新時代の攻略法』をご紹介します。

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何か新しいことを始めたくなる新年度にぴったりな本です。

「個人と組織」「働き方」「お金」
「都会の暮らし、地方の暮らし」
「学びと情報収集」「教育」
「夢中に生きる」

イノベーターとして活躍され、常に注目を集めているお2人が7つのテーマを軸に持論を展開していきます。

橋下徹さんの本は初めて読んだのですが、7人もお子さんがいらっしゃるとは驚きでした。

さらに、この本で私はやっと「大阪都構想」の全容を知ることができました。

実は大阪には訪れたことが一度もない私。
個人的にはニュースで知るぐらいの関心度でした。

政治家に転向されてからの熱い気持ちや推進力があったからこそ、たくさんの協力者を巻き込み、最終的には国政にも風を吹かせることができたのですね。

コロナが落ち着いたら、大阪にもぜひ訪れてみたいです!

堀江貴文さんの本はかなり読んでいるのですが、2年間の刑務所生活を経て、働き方や生き方がとても軽やかになられたのがスゴイなぁと感じました。

もはや達観の域!
真似できる思考法は取り入れていきたいです。

「個人と組織」

▶︎堀江さん

"人や企業を元気にするための原則は、高い流動性だ。(p34)"

これからの世代は、熱気にあふれた、ワクワクできる社会を求めるのなら、現状維持を多く選択するべきではない。(p38)"

"情報リテラシーが低い人というのは、往々にして他人に頼ることができない。
他人に頼れないと言うのは、強さではない。
どうでもいいプライドが邪魔をしているだけ。

「人に頼る力」に欠けているのだ。(p51)"

"余計な見栄は捨てよう。
人に頼ればたいていの問題は解決できる。(p53)"

「お金」

▶︎堀江さん

堀江さんはホテル暮らし。

やりたいことを効率よくやる時間を生み出すために、無駄なこと、所有を徹底的に排除しています。

"僕は、従来の意味での「住む」、定住することはもはや不要、というより害悪だとすら考えている。

ライフステージや自分の状態に応じて、移動していく。住処は、そのための一時的な拠点にすぎない。

おもしろいことやおもしろい人を見つけたら、身軽に移動していけばいい。

必要に応じて賃貸住宅を替えていくのが1番コスパが良く、自由を満喫する秘訣だ。(p132)"

「働き方」

▶︎橋下さん

これからは個人の価値を高める時代へ。

自覚できるかどうかで、チャンスを生かせるかどうかが変わってきそうです!

"個々人が自分の付加価値を高めるにはどうすればいいのか。

拍子抜けするかもしれないが、個人が付加価値を上げるための1番の方法はしっかり「休む」ことだと僕は考えている。(p67)"

"こんな時代には、少しでもチャンスのある仕事へと移動していくべきだろう。

自分の得意なことを見極めて、その能力を高める。
そういう自分を高く評価してくれる場所を探して、移動する。

個人の時代とは、行動の主体が組織から個人へ移るということだ。

個人が自分の意思によってどうやって働くのかを決める。

組織のために働くのではなく、自分を最大限に生かすために組織を使いこなす。(p86)"

「夢中に生きる」

▶︎堀江さん

未来予測は当てにならないと指摘。
その上で情報をたくさん浴びることの大切さを説きます。

"僕らにできるのは何が起こっても大丈夫なマインドを作っておくことだ。


情報をたっぷり浴びて、様々な選択肢がすぐに思いつける脳内ネットワークを築く。

わからないことはわからないと腹をくくる。

考えるためのベースとなる情報がない事柄については、考えない、気にしない。(p289)"

▶︎橋下さん

橋下さんご自身が、仕事のスタイルを柔軟に変えてきました。

弁護士からコメンテーターとしてメディアで引っ張りだこに。

そして、政治の世界へ。

"チャンスがあったら、大胆に乗ってみる。
無理だと思ったことをあえてやってみる。
失敗しても、繰り返しやってみる。

そういうはちゃめちゃを繰り返して流動性が高まれば、あなたから熱が出る。その熱が周りを巻き込んでさらにはちゃめちゃになって、もっと熱くなっていくのだ。"

"「やる気」「熱意」は行動して初めて湧いてくる。(p295〜296)"


どれもが本質を突いていて、グサッと刺さりました。
おすすめです!


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森本木林(きりん)@読書研究家
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