『発達障害サバイバルガイド』が教えてくれる、わかりやすさは「生きやすさ」
本日は借金玉さんの『発達障害サバイバルガイド』をご紹介します。
著者の借金玉さんは、ご自身が発達障害のADHDでいらっしゃいます。
その特性から、これまでずっと生きづらさを感じてきたと言います。
この本は実はきりんの息子が選んだ本なのですが、私がまず役に立ちそう!
どうしたら普段の生活が送りやすくなるのかというライフハックがたくさんご紹介されていました。
この本は発達障害とか関係なく、たくさんの人に読まれたらいいなと思います。
とにかく痒いところに手が届く内容で、目から鱗がポロポロ。
発達障害の人がわかりやすくて生活しやすい工夫は、定型発達の人にとっても楽に生活できるTIPSであることは間違いない!
いろいろ、ご紹介しますね。
部屋での紛失を解決する「キーファインダー」
借金玉さんは、常に何かを探しているそう。
出かけるときに「鍵がない!」「スマホは?」みたいなことは私も良くあることなんですが、借金さんはそれが365日!
毎日積み重なると時間的にも精神的にもダメージが大きいと言います。
そこで、登場したのが「キーファインダー」というアイテム。
鍵、財布、定期入れなど、自分が部屋の中で紛失しやすいものにタグをつけます。
例えば鍵を紛失したら、リモコンのボタンを押すとアラームが鳴り、鍵を見つけることができるそう!
ポイントは、そのリモコンを紛失しないようにどこかに固定しておくこと。
私もポチリました。
今日やることは「1日1箱」にまとめる
曰く、「エブリデイボックス」!
つまり、やるべきことをひとつの箱に入れて見える化し、習慣を継続できるようにする工夫です。
忘れずに飲まなければいけない薬、処理の必要な書類なども入れる。
借金玉さんは、やるべきことを漏らさなくなったそうです。
献立を毎回考える「決断疲れ」を起こさない!
月曜日は〇〇、火曜日は〇〇などとルーチンな固定メニューにすること。
私は自分の昼食は毎日固定メニューですが、夕食は毎回考えていました。
確かに、夕食のたびに献立に頭を悩ませていました。
固定メニューに決めてしまうやり方も、一度試してみてもいいかもしれません。
Googleカレンダー専用タブレット
カレンダーは中古でもいいのでタブレットを買い、Googleカレンダーを表示させておく。
スケジュールはスマホから入力する。
つまり、タブレットを「カレンダー専用機」にすれば、毎年カレンダーを買う必要もないし、予定の取りこぼしもない。
な、なるほど!
洋服についての工夫、あれこれ
借金玉さんは発達障害の人に特有の感覚過敏があるので、洋服の肌触りや感触を重視しているそう。
素材や着心地が大切なことももちろん、TPOにあった服装の選び方、洗濯後の整理収納まで、細かい。
なるほど!とめちゃ参考になりました。
ミニマリストな生活に通じるものを感じました。
結局、シンプルにわかりやすいことは、人を生きやすくするのだなと思いました。
障害あるなしに関係なく。
そして、在宅ワークしている人にも役に立ちそうです。
何に設備投資したら自分が生きやすくなるのかという視点で、本当に必要なモノやサービスを選びたいと思いました!
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