読書記録5 6月に読んだ本まとめ【12冊】
こんにちは、だるまです。今月も終わり、2021年も半年が終わりました。昨年よりは色のある半年だったと感じています。下半期もより豊かになるといいなと。
さて、月末ということで、今月読んだ本をまとめて投稿します。【追記】あとからスマホの記録を見たら書き忘れていた本がありました。
小説など
1.『勉強の価値』森博嗣
こちらは個別に感想を書きました。
2.『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
こちらも感想を書きました。設計発表が一息ついて一気読み。
3.『箱とキツネと、パイナップル』村木美涼
ミステリー大賞を受賞していますが、不思議な話でした。とても好みなテーマ(夢、狐憑きなど)で、一気読み。
4.『退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ
こちらは要約版を一週間にわたり投稿しました。
5.『倫敦塔』夏目漱石
近代作家の短編集をつまみ読みしているうちの一つ、やはり森見登美彦は夏目漱石に似ていると思います。
6.『団栗』寺田寅彦
上と同じ本。妻が夭折したことを小説に昇華していて、切なさがありました。寺田寅彦の随筆にもう一度挑戦したいです。
7.『注文の多い料理小説集』
食に関する7つのアンソロジー。特に柴田よしきの「どっしり ふわふわ」は最後に驚かされたので好みです。食と本はなんだか親和性がある気がします。
8.『学問』山田詠美
初めて山田詠美を読みました。性と成長について細やかに描いているなと思いました。
9.『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
ずっと気になっていた本。読めてよかったです。知らない文化にふらっと触れられる良い本だと思います。
10.『ざらざら』川上弘美
はじめて川上弘美を読みました。23の恋愛掌編。4ページくらいでじんわり感情が伝わってきて好きだなと思いました。次は『センセイの鞄』を読みたいです。
11.『知的複眼思考法』刈谷剛彦
問題の問い方などについて。少し情報が古くて自賛気味だったので微妙な読後感でした。
12.『文体練習』レーモン・クノー
これは読んだと言えるのだろうか、小説なのだろうか、何だろうかと考えさせられる本です。フランス語を日本語にした翻訳者がすごいと思います。
今月は12冊でした。2回設計発表があったにしては大分読めたなと思います。
雑誌など
主に設計課題のために読んだ本です。
「LANDSCAPEDESIGN」マルモ出版
8冊くらい読みました。ランドスケープに特化していて大いに参考になり、日販という企業を知るきっかけとなりました。
『植栽大図鑑』山崎誠子
農学部の子に教えてもらった植栽の本。とても参考になりました。
『広場のデザイン』小野寺康
東京駅前や道後温泉前の広場を設計した小野寺康が、海外や国内の広場空間について解説した本。海外はイタリアが多く、国内はだるまが好きな場所が多く満足です。
今月の一冊
今月最も印象に残った本をだるまの独断と偏見で選びます!
今月の一冊は・・・
『退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ
です!要約版を書くくらい内容を理解したく、だれかに伝えたくなる本でした。
来月は設計の最終発表がありその後レポートに忙殺される予定ですが、ぼちぼち読書したいです。
かしこ