読書記録60 2023年2月の本まとめ
2月はのんびり!と思っていたけれど、卒論発表やサークルの引退で大忙しでした。
図書館で借りる本を吟味できたのは良かったです。
読んだ本
1.『きっとあの人は眠っているんだよ』(2017)穂村弘
穂村弘の読書日記。読みたくなった本がさまざま。
2.『ボーイミーツガールの極端なもの』(2015)山崎ナオコーラ
本を紹介する本で気になっていた本。
色んな恋愛な形があっていいよなと安心した。
サボテンの写真と説明が半透明の紙で挟まっている装丁が素敵。名久井直子さんってよくお見かけするな。
3.『NO BOOK NO LIFE』(2014)雷鳥社編
本屋さんが選んだ、〇〇な本ランキング。読んだ本や好きな本がランクインしていて、にんまり。
またもや読みたい本が増えた。
4.『往復書簡 無目的な思索の応答』(2019)又吉直樹・武田砂鉄
どこかの本で紹介されていて読みたかった本。新聞紙上の往復書簡って斬新だ。最初の方手紙のやり取りになっていなかったが、だんだん互いの内容を踏まえた内容になっていて、面白かった。
5.『英語独習法』(2020)今井むつみ
日本語スキーマと英語スキーマの違いを意識し出したら英語学習が面白くなった。
どういう英語を使えるようになりたいのか?日常会話なのか、大学院での専門的な会話なのか、はたまた英語論文をかきたいのか、を明確にすることから始めようと思った。
6.『とんこつQ&A』(2022)今村夏子
面白くて夜一気読み。おおおじわじわ怖い。怖さをなんて自然に書くんだろう。怖いということは自分にもその片鱗があるということか。
7.『月の立つ林で』(2022)青山美智子
やっぱりどうしても美しすぎて、するする読めすぎて、手応えがないと思ってしまう。もちろん面白いから夜中に一気読みしてしまうわけだが…。
8.『モリー先生との火曜日』(2004)ミッチ・アルボム
『千年の読書』で紹介されていて、あらすじで泣いてしまった本。
読んでよかったと思った。
9.『ボーダー 移民と難民』(2022)佐々涼子
ひどい衝撃でちょっと寝込んでしまった。こんなことを知らずにのほほんとコンビニでご飯を買い、建設現場を素通りしていたのかと自分に怒りが湧いてくる。何よりあまり報道されない現実に幻滅する。
知ってしまったからには、何かしたい。
10.『カルト村で生まれました。』(2016)高田かや
のほほんとしたイラストと内容がミスマッチで逆に怖い。
11.『イニシエーション・ラブ』(2007)乾くるみ
一気読みした。すごく丁寧に解説しているサイトがあって、よくわかった。すっかり騙されたな。騙されないと損する小説。
12.『#真相をお話しします』(2022)結城真一郎
どんでん返しミステリの中に現代の問題がちりばめられていて、時代を感じる。
買った本
『BOOK DESIGN 復刻版』(2006)
ずっと行ってみたかった下北沢の古本ビビビで発掘!装丁の総まとめが800円也、ありがとう古本システム。