読書記録12『読書は格闘技』瀧本哲史
こんにちは、だるまです。レポートの締め切りまであと10時間ほどですが、休憩です。キーボードを叩いていて休憩になっていないかもしれません。
今回の本はこちら。『読書は格闘技』瀧本哲史
あらすじ
「マーケティング」、「正義」、「どこに住むか」などテーマに沿った2冊の本を紹介し、本 vs. 本 vs. 瀧本先生の三つ巴で意見を闘わせる、格闘系読書感想文。
実際に習っていないので「瀧本先生」と呼ぶ資格はないのですが尊敬の意を込めて。
読書を格闘技と認識し、筆者の意見を丸呑みするのではなく、常に考えながら読むことを大切にしています。
楽しみに読む読書と、知的活動としての読書は違うと、外山滋比古も言っていた気がします。
いざ、バトル!
各テーマ2冊ずつ紹介されていたので、気になったテーマを紹介します。
時間管理術
『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』デビット・アレン
vs.
『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』エリヤフ・ゴールドラット
時間管理術についての2冊。この章で、瀧本先生は「人生は時間が限られているから、時間管理を行うようになった」とおっしゃっていて、亡くなられたことを考えると、時間は足りたのだろうか、と胸が詰まりました。
いつ死ぬか分からないからこそ、時間を大切に使いたいなと思います。
どこに住むか
『年収は「住むところ」で決まる』エンリコ・モレッティ
vs.
『現代の二都物語』アナリー・サクセニアン
都市を学ぶ身として、気になるテーマです。とくに後者は、アメリカの二都市を比較した本で面白そうです。
その他気になる本
テーマのうち片方だけ気になった本を紹介します。
『ニュー・アトランティス』ベーコン
テーマ・未来の対抗馬『一九八四年』は読んだので、今度はこちらを読んでみたいですが、ベーコン、、。ハードルが高めです。
『Zero to One』ピーター・ティール
決算アプリ・ペイパルの創業者の本。ちょうどプリンをGoogleが買収したという記事に載っていたので、興味を持ちました。日本語でも「ゼロイチ」といいますね。
『いやいやえん』中川季枝子
児童書までも紹介されていました。大人が解釈できる分、子供向けの本はストレートに社会の構図を示していたり勉強になるそうです。
たしかに、子どもの時に読んだ本はよく覚えている気がします。
おわりに・大学生の内に何を読むか
闘わせた2冊の本以外に、そのテーマの本が8冊ほど参考図書として紹介されていました。
テーマごとにここまで網羅的に読んでいるのかと驚き、これらの本はすべて大学生以前に読んだ本だと書かれていてさらに驚きました。
翻って自分は随分テーマの偏りや、ジャンルの偏りがある感じました。
大学生という貴重な時間を、どの本に振り分けるか考えたいです。
レポート作成を急ぎます。
かしこ
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