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【読書記録】無印良品のデザイン

本のこと

日本が誇る世界ブランド無印良品の成功の秘密を
デザインの視点で分析!

1980年に日本で生まれた無印良品が、世界市場で成長を続けている。
生活者の視点でのものづくり、簡素にして上質なデザイン――それらはどのようにして生まれるのか。
無印良品を支えるクリエーターたちへのインタビューと詳細な取材を基に、
無印良品の「デザインの秘密」を分析する。

無印良品のデザイン https://amzn.asia/d/04IcDEDO

感想

大好きな無印良品のデザインについて知りたくて読んでみました。

シンプルな中にこだわりが詰まったデザインだからこそ、長く愛されているのだろうと思います。

「生活の基本と普遍を示し続ける」という言葉が印象的でした。

たしかに、無印良品のデザインは悪く言えばありふれていて、どこにでも真似できそうなものに見えてしまいます。

ただ、それでいて「無印がいい」と言わしめるデザインというのは、やはり非凡なものだと思います。

自分もデザインをする端くれとして、とても刺激になりました。

シンプルに見えるものでも細部にこだわって、デザインがないように見せる。

そんな自然に「そこにある」ようなモノを作ってみたいです。

メモ

  • 「これでいい」と自信を持って言えるもの

  • ユーザーニーズを集める方法として「オブザベーション(観察)」という、顧客のお宅を訪問して商品の使われ方を確認している。さらに、全国の従業員に対して、電源タップの使い方を写真を撮って送ってもらい、事例を集めたこともある。

  • 「道具」として使われるために最低限の機能とデザイン

  • 世界各地の日常をリサーチし商品企画に反映するFound MUJI

  • アドバイザリーボードという外部のデザイナーチームと定期的にミーティング


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