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きっとラクになる離乳食の進め方の思考

こんにちは。
おおざっぱ栄養士のもおちゃんです。

『きっとラクになる離乳食の思考法』マガジンを始めました。よかったら覗いてください😌

読まれている記事⇩

今回のテーマは
『きっとラクになる離乳食の進め方の思考法』です。

離乳食の進め方は本やサイト、SNSで丁寧に書かれています。それをみてスムーズに進められる人もいると思います。
私にとってはややこしくて読みながら
『ややこしくて訳がわからん』って口から言葉が出ててました。なので1人目の離乳食は苦労しました。
でもこの機会にたくさん学んで
2人目の離乳食は今のところ、
気楽に取り組めています。


結論

『離乳食の回数は月齢、硬さは歯の本数でかえてみる』です。

一般的な考えでは、離乳食の進め方は月齢に沿って回数や食べ物の硬さを変えている説明のものが多いです。
でもこの説明に必ず補足で書かれている言葉があります。

※あくまで目安であり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて調整する

きっと個々の赤ちゃんの成長に合わせて進めるところで悩んでいる親は多いし、つまずくのかなと感じています。
私もそうでした。

"成長に合わせてって何をどうあわせたらええねん😵"
って意味不明でした。

整理します

離乳食を全て月齢中心に合わせてしまうと
子供の成長や発達とずれる可能性があり、つまずきやすくなります。
シンプルに整理をしたいと思います。

離乳食ガイドラインでは以下のように
目安が表示されています。

図1.授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)から一部抜粋

回数は月齢を目安にする

離乳食の目的は赤ちゃんの成長に伴い、母乳や育児用ミルクだけでは摂取カロリーや栄養素が足りなくなってくるので、それを補うための食事になります。

出産直後の母乳は赤ちゃんに必要な栄養素がたっぷりありますが、母乳に含まれる栄養成分は変化していきます。生後300日(生後9ヶ月ごろ)になるとタンパク質や鉄分は半分に減ってしまいます。なので離乳食で補う必要があります。


この点を考慮すると生後9ヶ月には2回食or3回食にした方が良い→逆算をすると生後6ヶ月くらいまでに始めた方がよいかな、となります。

離乳食ガイドラインでは離乳食の回数は以下の通りです。

離乳初期(生後5〜6ヶ月)→1日1回
離乳中期(生後7〜8ヶ月)→1日2回
離乳後期以降(生後9ヶ月〜)→1日3回
※上の図1参照ください

でもこれはあくまで目安。
例えば赤ちゃんの成長が少し遅めなら
7ヶ月から離乳食を始めても全く問題ないです。

  • 生後7ヶ月→1日1回食

  • 生後8ヶ月〜9ヶ月→1日2回食

  • 生後10ヶ月以後→1日3回食

以上のことを踏まえると
離乳食の回数は月齢を目安に進めるのが良いと思います。あくまで目安なので多少、前後しても問題ないです。正解はありません
※早産児などは数え方が変わるので医師に相談してください

こちらの記事もご参考ください🫶

食材の硬さや形状は歯の本数を目安にする理由

子どもの成長に合わせる離乳食。
どこをみたらよいのかというと歯の本数です。
離乳食ガイドラインの月齢に合わせた食べ物の形状は歯の本数の目安に合わせて作られています。

離乳初期(生後5〜6ヶ月)
→歯の本数0、哺乳反射がなくなってくるよ
離乳中期(生後7〜8ヶ月)
→歯が生え始めんで、舌と上顎で潰せるようになるで
離乳後期以降(生後9ヶ月〜)
→1歳前後で歯が前歯が8本揃う、もぐもぐできるようになるで
※上の図1参照ください

離乳食ガイドライン参照

ちなみに赤ちゃんの歯の本数ですが、
ライオン歯科衛生所の記事では目安は以下のように書かれています。

生後6ヶ月→下の歯2本
生後10ヶ月→上の歯2本で前歯は計4本
1歳頃→前歯計8本

(参考)ライオン歯科衛生所

歯が生える時期には個人差があります。
私の2人目の息子は生後10ヶ月で前歯が7本生えています。で 子育て支援センターで出会った赤ちゃんは生後11ヶ月で前歯が1本の赤ちゃんもいました。

たかが前歯、されど前歯。
前歯があるのとないのとでは、噛み切れる幅がかわってきます。

例えば、生後11ヶ月でも前歯が上の歯2本しか生えていない赤ちゃんは前歯が上下4本生えている赤ちゃんに比べて噛む力が弱いので、
離乳食後期の硬さであげちゃうと食べられないかもしれません。

離乳食の進め方で私が悩んだこと

食材の硬さや、形状は歯の本数を目安に進めると良いと書きました。
でも、どうしたらよいの?っと思った人も多いと思います。
ネットや本などでは、離乳食中期→絹ごし豆腐の柔らかさ、離乳食後期→バナナくらいの柔らかさなど表示されています。

1人目の離乳食の時は
月齢によって硬さを変えていかなきゃいけないの?どーいーこと?絹ごし豆腐とバナナってそんなに違う?など頭の中がこんがらがって作ることがストレスだったし、こんなもんでいいのかな?って不安でした。

私の離乳食進め方の思考①
ステップはこんな感じ考えてます

進め方のステップはこんな感じで考えてます。
正解はなく、ゆるく進めています。

基本、野菜はクタクタ煮た野菜がメインです。
赤ちゃんが成長しても固さは変えていません。
生後7ヶ月も生後10ヶ月も同じ柔らかさのものをあげています。

私が思う離乳食の硬さのステップは
🍚ステップ① 離乳食はじめの1ヶ月
・ごはんは全粥から(初期はつぶしてあげる)
・基本、舌と歯茎でつぶせる硬さ
(にんじん、なすび、きゅうり、さつま芋などクタクタに煮るor水に浸してレンチンしてお箸が簡単に通るくらいの柔らかさ、絹ごし豆腐など)
・葉物野菜や白身魚はペースト

ちなみに初期のお粥は米粉で作るとラクです。
米粉:水=1:10で割って鍋で煮るだけです。

私はこの米粉を使ってます。

🍚ステップ② 生後7ヶ月以降and歯が生えてきた 
ステップ①+少し硬めのもの与えてみる?
例)きざみ納豆、きざみうどんなど

🍚ステップ③前歯が上下4本生えた 
ステップ②+前歯でかめそうなものあげてみる?

例 木綿豆腐パン(そのまま)魚の切り身、鶏ミンチハンバーグ、レンチン卵焼きなど

ちなみに我が子は成長が早くて生後8ヶ月で歯が4本生えていました。

私の離乳食進め方の思考②
料理はしない。素材を出す

離乳食の何がこんなに面倒くさくさせているのか考えたとき、レシピを見て料理を作るかってことに私は気づきました。私の場合はそうでした。レシピ名がついてるから難しくかんじるだけです。

離乳食の基本は食材を煮るか茹でるかレンチンだけでOKです。
離乳食本に載っているレシピをみてください。
おしゃれな名前が付いてますが、どれも食材を煮るか蒸すかレンチンしてるとおもいます。
生後10ヶ月とかになると焼きも入ってくるかな?

離乳食は素材を食べさせたらいいんです。
初めから美味しく作ったものをあげたら(美味しい味を覚えてしまったら)、偏食になってしまう可能性があります。

私の離乳食進め方の思考③
手づかみ食べを取り入れるとラクになる

私の離乳食は生後7ヶ月頃〜5割以上は手づかみ食べの状態で出しています。

『私が思う進め方の思考①のステップ内の太文字にしている食材』は基本、手づかみ食べであげています。

教科書的に手づかみ食べは、離乳後期の生後9ヶ月からと書かれているものが多いです。

でも私は赤ちゃんが家のおもちゃや床に落ちているものを食べ初めてママパパが困る時期ってあるじゃないですか?
この時期から手づかみ食べを開始したらよいとおもいます。だって赤ちゃんが自分からおもちゃやモノを掴んで口に運んでるんやで!
食べものを目の前に置いたり手渡ししたら、食べてくれるとおもいませんかませんか
😌

我が家は生後6ヶ月頃から活発で、いろんなモノを口の中に手で掴んでカミカミしてました。おそらく歯の生え始めで口の中に違和感があるんだと思います😌

手づかみ食べの何が良いかっていうと

  • 素材をそのまま出せばOK(煮るor蒸すorレンチン)

  • ミキサーをほぼ使わない

  • 野菜スティックの硬さは歯が奥歯などが生える1歳半頃まで同じでOK(ステップ①の硬さ)だからシンプル

  • 子どもが自分で食べてくれることが多い

こんな感じです⇩

生後8ヶ月
生後7ヶ月後半
生後10ヶ月
生後8ヶ月

誤嚥しないために親は赤ちゃんを見守ってあげてくださいね。

これらの本が参考になると思います。

これらの本は離乳食初期から手づかみ食べを推奨、かつすべて手づかみ食べであげることをおススメしている内容になっています。私は窒息しないか少し怖かったので、はじめの1ヶ月は母乳に近いペーストから始めています。また全部を手づかみ食べにするのも、片付けが大変になるし、あげられる食材が偏るとなあ、、思ったので私は5〜7割を手づかみ食べであげてます。

まとめ

きっとラクになる離乳食の進め方の思考法について書きました。

『離乳食の回数は月齢、硬さは歯の本数でかえてみる』です。
そして、こった料理はしない。素材を食べさせたら良い。基本は素材を煮る蒸すかレンチンです。
さらに手づかみ食べを取り入れると、赤ちゃんが自ら食べてくれることも多いのでママパパの負担が減るかもしれません。

長文になってしまいましたが、
最後まで読んでくださり、ありがとうございまた。参考になれば幸いです。
質問があれば、コメント欄にどうぞ。

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