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文月フミ
2020年12月24日 18:28
桜の花びらが新しい門出を祝う4月、私は学生を終え、社会人の一歩を踏み出した。 就職活動をしている際、自身の胸が最もわくわくした営業職についた。いよいよ始まる新生活に、起こり得る山あり谷ありの全てを糧にしようと私は前を見据える。 会場へと向かう中目黒の並木桜が風に吹かれ、わさわさと拍手を重ねる。 その拍子に乗るように、私は踊るように軽い足取りで一歩を踏み出した。■おもてなし 「今日