261日目 部内の人事評価は二次予選
一次予選で課内で上位クラス、中間クラス、下位クラスでそれぞれのクラスで順位を付けました。
次は二次予選です。
二次予選は部内での課毎の順位を横並びにして、順位付けていきます。
ここは部内の他課との争いになります。
最終的には部長が判断します。
課長が部長に自身の部下に評価するポイントを説明し他の課の人より上であることをアピールします。
争いというよりは、交渉に近い感じです。
残念なことに、課長の交渉力で部下の評価が決まってしまうんですね。
1次予選で順位が悪くても、逆転する方法はあります。
部長に課長を介さず評価が伝わっていることです。
私自身、出来の悪い課長の下にいた頃、下位クラスから中間クラスに昇格した最初の人事評価で、その課長から
「下位クラスでは上だったが、中間クラスに入ったら、下だからな」
と言われて、実際にその課長が中間クラスの下の序列で部の評価に挑んだところ、部長から課長に
「お前の出来が悪いところをリカバリしているのはあいつだろう?」
と一次予選の結果を覆して、二次予選でまさかの順位アップをしたということがありました。
課長から評価されてなくても、出来の悪い課長のリカバーをしているとそれを部長は評価してくれます。
当時は出来の悪い課長のリカバリを目的意識を持ってやっていた訳ではなく、単純に仕事の効率が悪いのが嫌で改善していただけでした。
仕事の出来が悪いのに評価が良い人は、こういうところに目を付けて、ゴマすりしたり、評価を大袈裟にしたりして、評価を上げていくんだなと思いました。
処世術ってやつですね。
どっかで化けの皮が剥がれるので、あまり意味はなですね。
課長でなくても、課長の仕事をしていると、部長に接する機会が必ずあるので、
「ワンランク上の仕事をする。」
ということは、評価される人間になるために必要なアクションです。
部内での順位が決まったところで、今度は部毎に集まって、決勝戦である事業部で順位付けをして、その順位と次年度の人員予算を見て、最終的な人事評価が決定します。
行動に対する評価とか、目標の達成度とかは、この辺りになってくると、参照されない情報になってます。