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エッセイ

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#恋

たくさんのものをもらってるよ

たくさんのものをもらってるよ

そしてある夜、いつもの場所でカフェオレを飲みながら、YouTubeで好きな音楽を流していた。

ある女性がそのお店に入ってくる。
会えるなら今日だな、と実はその前に思っていた。
別の日、日にちもこの日にも会えるかもな、
とピンポイントで思ってた日があるけれど、
その日はちょっとしか会えないからなーと
ぼんやりと思ってもいた。
連絡先は知らない(昔ライン交換してたけど、
当時、一回携帯自体を捨てたか

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そうやって音楽を選んでいる時がいちばん楽しそうに見える

もう3年も前になるのか、記録を手繰れば、facebookの記事に、この季節の記事が残ってる。ストロベリームーンという、なんだかきらめいていた夜。

僕はちょっとどうかと思うくらいには、ひととうまく喋れないひどい状態で、その時にもだけど、いつものバーでiPhoneを繋いでYOUTUBEから、音楽をかけていた。無我夢中で午前0時からお店が終わる朝5時まで。

それがDJと呼ばれるものだろうが、はたまた

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音の中だけが自分の居場所

久しぶりに(それはもう本当に久しぶりで、約20年振りになるだろうか)、
通勤中にヘッドフォンをしている。
ちょっとだけ、外の世界のノイズを遮断したい。
それで辿り着いた、YouTubeでのAndrew Weatherall live @
303 Liverpool Bithday という4時間半の動画を、携帯をポケットに入れて、
音を少しだけ大きくしたり、小さくしたり、左手で調整しながら、
先週、

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蛍の光りと煙草の火はどちらが明るいのかねぇ?

夕暮れ時、彼女のお姉さんが不意に呟く。
例えば三人と一匹で歩く道すがら。彼女は笑い出す。
彼女たちの飼っている犬のペコちゃんが、僕たちを振り返っては、
また歩き出す。
「お姉ちゃんとGちゃんはあたしの趣味なんだなって、思ったよ」
その晩、僕の小さな部屋で、お布団に寝っ転がって、彼女は呟く。

ふたりで選んだ映画を観ている。彼女はお布団から画面を見上げている。
その彼女の美しい背中を、僕はソファーか

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空(くう)の指輪とモヒート

さすがにmixを作っていると、文章を上げる速度が落ちる。次、次の次と構想をどんどんとノートにへたっぴぃな文字で綴っていく。ふいにSNSのアカウント申請の承認された音が鳴る。携帯に目をやると懐かしい名前。僕にとっては夏になると必ず思い出すひと。珍しくてかわいい名前のひとに、もう何年振りかで繋がる。SNSが面白いなと思う所以。ひとは簡単に他人になれる。もちろん簡単に友達にもなれる。でもやっぱり他人にな

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夢を叶えた場所で会いましょう

その子と出会ったのは、コロナ渦の前はほぼほぼ毎日夕飯を食べるために通っていたバーで、4年前の夏で、彼女はまだ20歳の美容系の学生で、僕はもう40手前の初老のおじさんだった。友達にいわれた。お兄ちゃんって感じがしますもんね。だから割となつかれやすいですよね。いちばんなついてるのはあなただ!と笑いながら突っ込む。なぜ4年前の夏とはっきり言い切れるかというと、彼女と出会ってから、会う日は必ず1枚は写真を

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