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人生どん底ー自信があるようにみえるけど
今のわたしがそう。
今までいい子ちゃんでした。
小学校低学年
それなりにお勉強できました。
本をたくさん読みました。休み時間は図書館へ。
でもちゃんと遊ぶお友達も居て、
私はみんなの味方で、みんなも私の味方だった。
小学校高学年
引越しをしてガラリと生活が変わり、
人を見て、輪に入れそうなところを探す。
でも既に輪はあって、「居づらい」というはじめての感覚。本にのめり込んだ。
女子からは嫌われてた。あまり喋らず、なのに人に好かれるから。
嫉妬や僻みから、クラスの女子から無視されるといういじめを受けた。
私はなんも悪くないからと、頑張って学校に行った。少数の女の子と男の子は私の味方だった。
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中学校
勉強も吹奏楽も頑張った。
それなりに嫌なことも辛いこともあったけど、
努力の結果がみえる勉強は楽しくて
言い合いながらもやり遂げた部活はいい経験だった。
高校
ものすごく勉強した。
推薦でいいところにいけるくらいには。
ものすごく部活もした。
入った時は1番下の実力だった。
調べ、コンサートに通い、聴いて、
先生にも先輩にも、同級生にも、いろんな話を聞きに行って、全ても自分の糧にしようと練習した。
先輩に憧れて、先輩と一緒にコンクールにでるために、誰よりも練習した。誰よりも頭を使った。
結果、1年もかからず部内のソロコンで1位を取った。
入れないと思っていたコンクールメンバーにもなれた。
でも、先輩が引退して、同級生と頑張ろうって時に
スランプに陥った。
何をしてもダメで自分の音が嫌いになった。
吹くことが怖くて、部活に行きたくなかった。
行くしかなかった。辞めたくても私に「辞める」という選択肢をとる勇気がなくて、辞められなかった。
“辞める” が “逃げ” だと思った。それは嫌だった。
同じ楽器の同級生に実力を抜かれた頃
口を聞いてもらてなくなった。全部私に任せると。
彼女はずっと練習して、私は1人で考え全てを決めなくてはならなくなった。
少しずつ離れていった。
しんどかった。でも、誰にも言えなかった。
聞いてもらえる人が居なかった。
コンクール1週間前に過呼吸で倒れた。
何故か今も鮮明に覚えてる。
夏の廊下。蒸し暑い、サウナの中にいるよう。
息苦しくて、息をすればするほど苦しくて、
手足に力が入らなくなってきた。
涙と汗とでぐちゃぐちゃで、ぼーっとしながら、
「もう全部辞めたい」
***
そのあと同じ楽器の人を集められて
わたし 対 わたし以外
今まで積もりに積もっていたことを
真っ直ぐな言葉で言われ続けた。
熱中症で倒れて、熱も出ている中、
ストレスが溜まり続けて、
もうどうしようも無くなって倒れた後に、
配慮の無い言葉が突きつけられた。
今思い出しても鳥肌が立つ
涙がでてくる
その日から毎日、帰りに見る夕日の綺麗さが
とてつもなく憎たらしかった。
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辞めたい
音を聞きたくない
何も聞こえなくなればいいのに
消えたい
死にたい
今道路に突っ込んだらどうなるかな
***
このトラウマ的経験は5年もたった私に
今も尚消えない傷を残した。
今までこんなこと無かったのに
なぜ私はこんなにも人に嫌われるのか分からない。
誰にも嫌われたくない。
もうこんな思いしたくないし、
何かあった時助けられる最後の砦のような人になりたい。
これが、その経験から得たことです。
***
私の吹奏楽部はミュージカルや楽器を動かして魅せる曲があったりして、
「自信があるように魅せる “魅せ方” 」
も同時に学んだ。そうじゃないとあの部活で生きていけなかった。
たぶん、人より少しだけ繊細で傷つきやすくて
声を大きく出すこともせず
細やかな気配りや優しさや儚いものが好きで
それを思いっきり深く受け取ることができる。
そんなわたしは、自信がなくても
「自信があるように魅せる」ことを知って
何でもできる、自信もある(ようにみえる)
そして、「辛い人にも最後に相談される人」
となることができた。
***
つい最近まで上手にやっていました。
でも、バレてしまったんです。1人だけ。
「今の皮かぶってる自分、しんどくない?」
誰にもバレないと思ってた。その自信はあった。
人間、何でもできるわけない。何でもできるように見える状態が辛くないわけない。
自信なんてこれっぽっちもなくて、
常に不安で怖くて、誰かに助けて欲しいって
ずーっと心の声は聞こえてた。
それなのに、無視してた。
「やりたいことも、好きなことも、作り出した偽りなんじゃない?」
***
隠してきたわたしのすべてを見透かされたような気がした。
本当の自分が分からなくなった。
好きと嫌いも、やりたいことも。
進路も、将来の道も。
いま、人生どん底なんです。
私は理系の大学4年生です。
大学院に行くつもりで、内定はありません。
でも、 “本当に” やりたいことが分からなくなって
大学院に進む意義も分からなくなりました。
趣味がありすぎて、 “本当に” 好きなことも分かりません。
そして私は人生において、 “嫌い” がほとんどありません。
人に対しても、ものに対しても。
“ 嫌い = 悪いもの ”
このイメージだから。嫌ってはいけないと思ってます。
***
だから、noteを書き続けようと思い、
再開しだした次第です。
「書くこと」 は好き。「読むこと」 も好き。
小説は小学校の時からわたしのそばに居ました。
部屋も本で溢れ、暇ならば読みます。
いろんなことを考えるのが好きです。
哲学的なことも、どうでもいいことも、空想も。
そしてそれを言語化することが楽しい。
声に出すことは苦手だけど、言葉にはできる。
こんなわたしだから、書くことで自分が見つかると思いました。
だから、日々のことも考えたことも、
日記のように書いていければいいなと思っています。
ここから、脱どん底目指して、
自分の 「好き」や「やりたいこと」を見つけようと思います。
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