色の世界はなんて広いんだろう
最近珍しく漫画を買った。『ブルー・ピリオド』です。芸大受験についてのお話で、これを読んで芸術への興味が再熱してしまいました。YOASOBIさんがアニメの主題歌も歌っています。
国立西洋美術館の帰り、世界堂に行きました。印象派が好きで、芸術に興味を持っていて、この日は色の本まで買ってしまって。
その勢いで「世界堂!行きたい!」のノリでいざ、世界堂入店です。
『ブルー・ピリオド』で見た画材屋さんのまんまで、たくさんの筆、たくさんの本、たくさんの見たことのない道具で溢れていて、きらきらしたものがたくさん入っている宝箱の中に迷い込んだような気持でぐるぐると見て回った。
ひときわ目をひいたのはやっぱり色だった。
たくさんの絵の具
アクリル、水彩、油彩…
そして赤も、青も、緑も黄色もピンクもオレンジも
白、黒、茶色…
たくさんの色、色、色…
どこもかしこも色で溢れていた。
赤も、青も、緑も黄色もピンクもオレンジも…
“赤”が何色も、“青”も何色もあった。
当たり前と言えば当たり前の光景です。
画材屋さんにいるのです。たくさんの絵の具にたくさんの色があるべきです。
でも、そんなことは頭でわかっていても、それだけ多くの色を目の当たりにしたのは生まれて初めてだった私は、その色の多さに圧倒された。
なんてたくさん色があるのだろう
「白って200色あんねん」そんなアンミカの一言も知っているけれど、それが本当に存在するのか見たことは無かった。
だから驚いてしまったのだ。
そして、それと同時に感動した。うっかり涙が出そうになった。
こんなに世界はきれいなんだ
まだ知らない世界がたくさんあるんだ
世界は色で満ちていることを生まれて初めて感じた
今まで知らなかった鮮やかな世界がそこにはあった。
この感動をどう、言い表せばいいのか分からない。
これ以上の言葉を私は持ち合わせていないのが悔しいのだが、
これだけ多くの色が存在するという事実に驚き、感動した。
改めて世界の広さを感じた日でした。
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