限りある時間の使い方 [読書感想文] - 時間と人生について考えさせられました・・・
私は理想家なのか、日々、理想を追い続けている自分がいます。
タイムマネジメントを勉強し、こなせるタスク量を増やす毎日。
こなせば、更なる理想が見える。また新たなタスクが現れる。
今、目の前の山を越えれば理想の自分に近づける。
日々、繰り返していると、こんな思いが頭をよぎるようになりました。
この場所で良いのだろうか? この環境で良いのだろうか?
方向は合っているのだろうか? やり方は間違っていないだろうか?
......
そんな思いで毎日を過ごしている時にこの本と出会いました。
人生は4000週間。
筆者も同じような思いをされていました。
この本から教わった事。
時間をコントロールしようとしてはいけない。
時間と戦っても勝ち目はない。
人生は何かを成し遂げるためにあるのではない。
仮に何かを成し遂げたとしても、それは宇宙の歴史の中のほんの一瞬にすぎない。
もっと大事なものがある。
そうだ、今を生きるんだ!
人生は未来のための準備期間でもなければ、リハーサルではない。
時間に対する幻想を捨て、理想でない自分を優しく受け入れよう。
日々が満足で幸せなら、4000週間は決して短くない。
今、目の前にいる人は今しかいない。
今、近くいてくれる事を感謝して、もっといっぱい話がしたい。
愛せる時に愛せる人を愛そう。
与えられた4000週間に感謝しようと思う。
色々なことに気づかせてくれた著者 オリバー・バークマンに感謝いたします。
「限りある時間の使い方」
著者: オリバー・バークマン
発売元: かんき出版
価格: 1700円 + 税
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