常にポジティブじゃなくったっていい
私は基本的にポジティブだ。というか、プラス思考でいるように努めたら考え方が変わって、ポジティブに、楽観的になった。人に元気を与えたり一緒にいることで楽しいと思ってもらえるような存在を理想としているし、既にそう言ってもらえている事実がある。
そんな私だが、時にポジティブでなくなることがある。
前向きに頑張ろう!としゃかりきになるというよりは自分の中の疲れや本音に耳を傾けたくなる時がある。そして、そんな自分の声に寄り添って、一緒にすっと沈みたくなる時がある。
ネガティブになる、病むというよりは、120%まで振り切っていたパワーが0%に戻る感じ。最もニュートラルな状態。
どうしてもポジティブでいることのメリットが大きく見えてしまって、前向きに捉えようと頑張りすぎてしまう日々だけど。ポジティブでいようとするあまりに◯◯した方がいい、◯◯でいるべき、っていう圧力がかかってしまう気がして。たまに息苦しくなる。
明るいね、面白いね、一緒にいて楽しいね、と言ってもらえるからこそその期待に応えようとして、そんな理想の自分になりたくて頑張りすぎてしまう。
そんな理想を周りの人に理解してもらおうと必死になってしまう。
けれど、私は自分が思っているほど、毎日前向きでポジティブにしゃかりきに頑張れるほど強くないのだと気づく。
頑張れ、っていう言葉は大きな力となるけれど時に大きな囲いにもなってしまう。背中を押してくれる心強い言葉でありながら、時に無責任な意味を持つ。
常に、ポジティブじゃなくったっていい。
ずっと頑張れなくったっていい。
既に、皆、自分が思っている以上に頑張っているから。
まだまだ理想には遠いけど、それでいい。
頑張って、頑張って、頑張ろうして息を吸い続けると、苦しくなるから。たまには息をゆっくり吐くことも必要だから。
しんどい時は弱音を吐いたり、苦しい時は深呼吸してみたり、足が前に進まない時は立ち止まってみたり。そんな日があっていい。
そんな許しを自分に与える強さを大切にしていきたい。