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92. プレッシャーがお腹を押してくる。

プレッシャーを感じると、お腹が押される感じがする。まさに重い塊のようなものがのしかかっているような。寝る時なんか特にそう。絶対なんか乗っかってる。

全部から逃げちゃいたいのに逃げない。まあそう簡単に逃げられないけどね。お腹が潰れて心臓がどきどきしているのを、嫌だなぁと思いながら耐えている。


私の成長意欲の根源は、私が私自身へ向ける期待からきていると思う。だって、自分が自分のこと諦めたら、そこから先には進まないでしょう。それで後から後悔するなんて、都合良すぎるでしょう。
でもこのプレッシャーに耐えたことが「いつか何かになる」ってだけでは正直しんどすぎるから、何になるか、ときどき思い出して、自分に言っとかなきゃさすがに頑張れない。


いつか、誰かの心がぎゅんとなるようなものを作りたい。誰かが褒めてくれたもの、自分が大事にしてきたもの、ぜんぶ拾い集めて、ぎゅーっと抱きしめて、ポンと出したい。
だからお腹にプレッシャーがのしかかってくることも、それを深いため息で何とか逃がそうとすることも、ぜんぶ人間らしくて愛おしいと思って、私の中に刻んでおこう。

今目の前にある、できないことや怖いことを、見つめておく。誰かに怒ってもらって気がつくような、目を逸らしたい情けなさとか悔しさとかを、噛み締めておく。どうせ数ヶ月後にはきっと別のことにすり替わってるんだから。
自分がどのくらい小さくて弱いか、感じておこう。
そうしてまた、ちゃんと世界の広さを知ろう。

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