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マンガが「参入障壁」になっている。
高いコストをかけて展開しているリスティング広告。
リード獲得が大きな目的と思うが、多くの広告ではダウンロードさせるホワイトペーパーに魅力が乏しいケースが多い。
わざわざ個人情報を書き入れてまで要らないなー。
「この資料ならダウンロードしたい!」と思わせる工夫に乏しいのだ。
なぜか? きっとABテストの限界なのではないか?
「ABテストができる範囲」でしかクリエイティブの比較ができないのが一番の理由になっているのだろう。
たとえば、識学のLPを見ていつも魅力的だと思う。
それはいろんな視点で読みたい!と思わせる内容を「マンガ」を使って広告を目にした人を刺激するから。
しかし他社は「マンガを使うとどれだけ効果的か」をABテストで説明できないので真似ができない。これがABテストのジレンマだ。
マンガはそれなりのコストがかかるため、「テストでは製作できない」からだ。
つまり、マンガを使っている企業にとって、マンガ製作のコストが他社が真似できない「参入障壁」になっているのだ。
識学ではマンガの資料がリード獲得に大いに役立っていると認識している。
マンガ活用なら、筆頭がベネッセの進研ゼミだし、シニア層ならわかさ生活のブルーベリー・アイのDMだ。
わかさ生活は継続客全員に4か月連続でマンガ冊子を送っている。
しかも1号あたり64ページもある大作マンガを。
高いお金を出して露出したのならちゃんと名簿を集める次の一手にもしっかり工夫をすべきだと思う。もっと誘ってきてくれるマンガ資料に出会いたい!
もちろん、僕が「人を動かす漫画活用コンサルタント」なので、こんなマンガをスーパーマン扱いした記事を書いているのだけど。