初心者Webライターでも悩まず書ける、プロ級の「書き出しテンプレート」24選
「どうしたら自分の記事を読んでもらえるだろう」
「はじめの一文に悩んで、執筆がなかなか進まない」
「文の書き出しが、いつもワンパターンになってしまう」
どんな切り口で文章をはじめたらよいのか、パソコンの前で固まって悩んでいませんか?その悩みは、知識をつけることですぐに解決できます。なぜなら、読者の反応が良くなる文章の書き出しには、パターンが存在するからです。
この記事では、ものかき大学の学長であるまよ先生が人気記事を10年以上研究してわかった「素人でもプロ並みになる書き出しテンプレート」を紹介します。読み終えたら、今書いている記事でさっそく使ってみてください。読み手をグッと本文に引きこめる書き出しが、短時間で書けるようになっているでしょう!
1.「書き出しパターン」を知っておくメリット
読み手を引き込む書き出しパターンを使えると、文章を読者に読んでもらえるのはもちろん、Webライター自身にも良いことがあります。
書き出しパターンを知るメリットは、以下のとおりです。
・文章を書く苦手意識が無くなる
・記事の作成時間が短くなる
・読者の離脱を防げる
・読了率が上がる
それぞれ詳しく解説していきましょう。
文章を書く苦手意識が無くなる
文章の書き出しがスムーズにいくと、その後の文章もすらすらと続けられるようになります。最初の一文に続けて書けばよいだけなので、文章を書くハードルが下がるからです。
最初の一文をどのように書くかに頭を悩ませてしまうとそこから先に進まず、文章を書くのがおっくうになったり嫌になってしまったりすることもあるでしょう。その結果、苦手意識が芽生え、文章と向き合うのが苦痛になり、さらに執筆が進まない悪循環に陥ります。
書き出しのパターンをいくつか知っていると、楽に文章を書き始められます。自転車をこぐのと同じで、止まっている状態から進み始める時には大きな労力が必要ですが、スピードに乗ってしまえばそれほど大きな力を必要としません。
書き出しパターンをそのまま使って、楽に文章を書き始められるようになりましょう。
記事の作成時間が短くなる
Webライターが抱える悩みの一つが、「思っていたよりも執筆に時間がかかってしまった」というもの。記事作成にかかる時間が長いと多くの案件をこなせないため、収益が増えない要因にもなります。
書き出しのパターンを知っておくことは、執筆にかかる時間を減らすことにつながります。書き出しが決まらないとその後の文章が続かないため、作業がストップしてしまうからです。「書き出しに悩んで気が付いたら20分が経っていた」なんて経験はありませんか?書き出しのパターンを知っていれば、その型にあてはめるだけで最初の一文が作れます。今まで悩むだけで過ぎてしまっていた時間を短縮でき、収益アップも叶うでしょう。
読者の離脱を防げる
書き出しの文は、読者がはじめに読む文です。書き出しで興味を引けなければ読者は文章を読むのを止め、離脱します。プロが使う書き出しのパターンは、読者が興味を持ってぐっと引き込まれるような一文を、長年の蓄積で磨き上げてきたものです。書き出しの文の重要性について知識を持たずに書いた文章は、読者の離脱を招いている恐れがあります。
読了率が上がる
読了率とは、文章を最後まで読んでくれる読者の割合のこと。タイトルに惹かれて文章を読み始めたとしても、途中で興味を失ってしまえば読者は最後まで文章を読んでくれません。タイトルを見て「この記事を読もう」とやってきた読者の心を、書き出し部分でさらに引きつける必要があります。書き出しパターンを使って、最後まで読んでもらえる文章を書きましょう。
2.Webライター未経験者でもプロ並みの書き出しができる24のテンプレート
具体的な書き出しパターンを24個紹介します。この記事をブックマークして、文章を書く度にテンプレートとして使ってください。執筆の腕が上がり、読者を惹きつける記事が書けるようになるでしょう。
1.悩み型
読者の悩みを文のはじめで明確にし、解決策を提示する
<例文>
「どうやって文を始めたらよいか悩んで、執筆に時間がかかる」と感じていませんか?実は、「書き出しパターン」を知ることで、読者を惹きつける出だしをサクッと短時間で作れるようになります。
※この記事は、Web記事と相性のよい「悩み型」の書き出しを使っています。
2.権威型
権威性のある実績を数字で表現する
<例文>
のべ1万人を超える生徒にライティングを教えてきて、「読まれない文章」にはある共通点があることがわかりました。読まれる文章を書くために必要な、3つのライティングテクニックをまとめます。
3.会話型
キャッチ―なセリフを冒頭にもってくる
<例文>
「うそ、こんなにバズるなんて思ってなかった!」昨日、何気なく投稿したある出来事。フォロワー50人程度の私のアカウントに、いったい何が起こっているのか、すぐに理解できなかった。
4.5W1H型
5W1Hを使って情景を描写する
<例文>
つい5分前のこと。仕事帰りにいつも立ち寄る本屋で、学生時代の友人の姿を見かけた。私はとっさに身を隠した。だって、彼女は昨年の夏に亡くなったはず。立っているだけで汗が流れるあの暑い夏の夜に、私は彼女の葬式に参列したのだから間違いない。
5.質問型
Yes、Noで答えられない質問をする
<例文>
あなたがWebライターになった理由は何ですか?書くことが好きだったから?家で働きたかったから?それとも、もっと他の理由でしょうか。
6.クイズ型
問題クイズを出す
<例文>
突然ですが、問題です。読者が途中で読むのを止めてしまう文章はどんな文章でしょうか?
【1】誤字脱字が多い文章
【2】改行が全くない文章
【3】知りたいことが書かれていない文章
7.なぜ型
なぜ?と問いかける
<例文>
あなたの応募文が通らないのは、なぜでしょうか。その原因を分析したことがありますか?
8.もし型
「もし~なら」を使う
<例文>
もしあなたが「月に30万円稼げるライターになりたい」と思うなら、今すぐにこの記事で紹介する「Webライターの仕事獲得法」を実践してください。
9.間違い型
よくある間違いを指摘する
<例文>
プロフィールや応募文に、「初心者ライターです」と書いていませんか?実は、「初心者」と書かない方がよい理由が3つあります。
10.想像型
「想像してください」と言うことで、読み手のイメージを膨らませる
<例文>
想像してください。何もしなくてもライティングの依頼が次々と舞い込んで、引き受ける案件を選べるようになったら、どんな気持ちですか?
11.お願い型
最初にお願いがあることを伝えて、その報酬も伝える
<例文>
お願いがあります。ライティングで困っていることについてのアンケートにご協力いただけませんか?回答者には、「秘伝の書・プロが使う書き出しパターン24選」を差し上げます。
12.ニュース型
時事ネタや旬の話題からはじめる
<例文>
○月×日に国税庁が「○○の改定」を発表し、副業を行っている人は~~が必要となることが明らかになりました。
13.近況報告型
インパクトのある近況報告をしてはじめる
<例文>
先日出版したKindle本がランキングで1位となりました。雑誌の取材も受け、たくさんの反響を呼んでいるのですが、ひとつだけどうしてもお伝えしなくてはならないことがあります。
14.ランキング型
ランキングを公表することを伝える
<例文>
ものかき大学では、1,000人のライターにアンケートをとり、「案件獲得をした経路ランキング」を作成しました。
15.写真型
おもしろいインパクトのある写真で注意をひく
<例文>
【※おもしろい写真や画像】
これは(写真の描写)している写真です。この時の様子をレポートします。
16.読み手限定型
最初に読み手を限定する
<例文>
※注意※
Webライティングの案件を獲得して、0→1を達成したい人だけ読んでください。
17.自己紹介型
自己紹介をする
<例文>
私たちは、オンラインライティングスクールのものかき大学です。のべ1万人を超える生徒にライティングを教えてきました。
18.他己紹介型
他己紹介をする
<例文>
ライティングの実践本を出版し、テレビなどのメディアでも大人気の○○氏。今回は、○○氏にライティング初心者が陥りやすい失敗についてお聞きしました。
19.結論型
最初に結論を言う
<例文>
ライティング案件の応募が通らないとき、見直すべきポイントが3つあります。まず、~
20.キャッチ―型
キャッチ―な1文を言う
<例文>
ライティングは一生モノのスキルだ。さまざまなバックグラウンドを持つ生徒にライティングを教えてきて、私はそう確信した。
21.名言引用型
影響力のある人物の名言を引用する
<例文>
「凡人は模倣し、天才は盗む」
これは、キュビズム創始者と言われる画家、パブロ・ピカソの言葉です。
22.感情爆発型
喜怒哀楽、感情的な描写をする
<例文>
ああ、まただ!もう30通以上も応募文を送っているのに、どうして採用されないんだろう。泣きたくなってきた!
23.固有名詞型
記事のテーマと関連する名詞を冒頭で羅列する
<例文>
リサーチ、執筆、編集...記事作成にはいくつかの作業がありますが、その全ての過程で時間を短縮することが可能です。記事作成に時間がかかるとお悩みのWebライターは、この記事で紹介する時短テクニックをぜひ実践してください。
24.対比型
相反する言葉を対比させ、その違いを言及する
<例文>
さまざまな案件に応募を続けてもなかなか案件を獲得できない人と、自らアクションを起こさなくても案件を依頼される人。あることをやっているかやっていないかで、このような差が生まれます。
書き出しパターンを使って、文章の質を上げよう
紹介した24の書き出しパターンを、執筆する記事の媒体や読者層に合わせてどんどん試してみてください。使えば使うほど自分の知識として定着していきます。
今回の書き出しパターンのように、知っているだけで質の高い文章が書けたり、執筆が短時間でできるようになったりするテクニックがWebライティングにはたくさんあります。文章は、知識やスキルを磨くことで上達していきます。
ものかき大学は、そんなWebライティングのスキルを仲間と一緒に学ぶ場所です。文章を書くだけでなく、稼げるようになるまでのスキルや思考法など、どんなことにも応用できる「一生モノ」の技術が身につきます。
あなたも、ものかき大学学長のまよ先生が10年以上研究して体系立てたライティングノウハウを学んでみませんか?スクールで学ぶエッセンスをぎゅっと詰め込んだ無料体験会も好評です。
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