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ひつじ
2019年8月26日 15:06
カーテンを閉め切っているから何も知らない燃えるゴミとペットボトル脱ぎ捨てられたシャツがぼくのベッドさ 料理なんて何年していない得意の味噌汁にカレー、ナポリタンあの日の母親の味を完全再現今でもできるかな? 廃った生き方変えなくちゃ諦め自ら離れたスタートラインいつの間にか全てに追い越されてきれいなままのスニーカー野垂れ死ぬのを怖がってはいられない泥濘んだ果てにも飛び
2019年8月26日 02:06
夜、虫の鳴き声。通る車と不協和音。 日毎狂いそうな神経を、夜風が逆撫でる。狭い部屋、壁に触れた心臓が擦れて疼いて耐えられない。 救いなんてないよ。ぼくしか知らない秘密。誰にも言えないよ。君と繋ぐ為の手は、仮初の人形で。 #ことば #詩 #夜 #こころ
2019年8月24日 02:22
君と死なない約束をしたこの本を返すまで誰かの言葉を目から流して泣きじゃくるまで 君と死なない約束をした餃子を食べに行くまで君の手が作った料理を箸で口に運ぶまで 君と死なない約束をした3週間後カウンセリングに行くまでどれだけ腕の傷が増えても背中を撫でてくれるその時まで 君と死なない約束をした 君に死なない約束をした 死なない約束をした 死ぬまで #ことば
2019年8月24日 02:21
花がいつか枯れるように雲がかたち変えるように やさしい死がぼくを待ってる 月が陰り風が止むように生ぬるい闇がぼくを包み込む やさしい死がぼくを待ってる おぼろげな草原うつろな星をきれいに 夢をみさせて生きる意味があるなら やさしい死がぼくを待ってる #ことば #詩 #こころ #夜
2019年8月24日 02:20
食べたって味のしない惣菜を買って帰るそんな虚しさを手にぶら下げてる 医者は『話し合えば案が浮かぶ』『逃げたら相手に心配をかけるだけ』という死にたい消えたい切りたい歌いたい知らないだろう しがらみ足枷重い鉛玉噛み砕いて飲み込んで溶かして溶かして食べちゃえば結局一緒くた食べちゃえば結局一緒くた ソファがくたびれるほどにただ寝て過ごす明かりがないと眠れない、カレンダーも一昨年の