【ウリ坊日記】父として
先週、妻の両親と義兄夫婦が家に遊びに来てくれました。
義兄夫婦の間には、
去年男の子が産まれています。
ウリ坊と、8ヶ月差の従兄弟になります。
↑のヘッダー画像は
右が私にとっての甥っ子ちゃんで
左がウリ坊になります。
皆様、
人間ってすげえー!と思いませんか?
8ヶ月分、歳が離れただけで
大きさが全く違います。
ウリ坊も腕がプニプニですが
甥っ子ちゃんは、ウリ坊の3倍近くプニプニしてます。
触ってみて、超気持ちいい!!
しかも、ウリ坊は
まだ寝返りもできないのに
甥っ子ちゃんは
もうハイハイもできて
我が家のティッシュ箱を掴んで
優しいお義母様に向かって無邪気にぶん投げたりします。
赤ちゃんの8ヶ月分ってすんごいですね!
ウリ坊ちゃんは、1年後2年後
どうなっちゃうのでしょう!
そして、とてもびっくりしたことがありまして、
妻のお義父様は、正直見た目が
おっかないのです。
スキンヘッドでお髭を生やされて
口数が少ないのです。
たまに喋られたとしても
方言が強すぎて何を言ってるのかわからない時が多々あります。
私は、しょっちゅう
「はー!」「へー!」「ほー!」と
社会人で身に付けた最強の相槌を使い
誤魔化したり
良い旦那だと認めてもらうために
会社の社長と話す時と同じぐらい
とても礼儀正しくしていました。
そんな妻のお義父様が
ウリ坊を抱っこして
少女漫画のようなキラキラした瞳になり
甘々な赤ちゃん言葉(標準語)で話しかけているのです。
さすがの私も、たまげました。
赤ちゃんは少しずつ変わっていくけど
大人は愛があれば一瞬で変われるのですね。
しばらく、赤ちゃんを
みんなで愛でた後
ウリ坊ちゃんと甥っ子ちゃんの
ツーショットを撮ろうということになりました。
(ヘッダー画像の写真)
2人隣同士で寝かせると
甥っ子ちゃんがウリ坊を見つめて
キャッキャッと笑ってくれました。
ウリ坊は、甥っ子ちゃんを睨みつけて
顔面を容赦なく叩きました。
ハイハイなどができる甥っ子ちゃんが
たくさん褒められて嫌だったのかもしれません。
甥っ子ちゃんは、びっくりしたのか
「え?なんで?僕叩かれたの?」と
大人達に問いかけるように
私達に向けてキョトンとした顔をしていました。
それを見て、みんなで笑いました。
なんとも幸せな光景でしょう。
赤ちゃんは、みんなをハッピーにしますね。
私は、微笑ましい気持ちでリビングを
こっそり抜け出てトイレに行きました。
いつも妻と2人で暮らしていた部屋が
こんなにも賑やかになるなんて…
良い1日だなぁ…
物思いにふけて
ニヤニヤしながら座っていると
ガチャリとドアが勝手に開きました。
お義父様です。
気が緩んで、いつものクセで
トイレの鍵を閉めるのを忘れてしまいました。
(近頃は、ウリ坊が泣いてたらすぐ行けるように鍵をしないようにしていたのです。)
私は卒業式のように姿勢をビシッと正して
手をグーにして座り
お義父様に「申し訳ございません。」と謝りました。
お義父様は、静かにトイレのドアを閉めました。
そして、冷静にトイレを出た私は
リビングでウリ坊をあやすお義父様に
「私は、座りながら小便をします。」と
謎の言い訳をしました。
ウリ坊の父親としての自覚が芽生えたからでしょうか、お義父様に大便をしていると思われるのは、なんか嫌だったのです。