【雑記】有害社員と散った会社-番外編-
この記事を書いている経緯について説明できればと考えた村上です。
@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト
※有料記事はpaypayでも購入可能です!
なんと「その10」まで来たこの一連の記事。
何で失敗談書くの?
と言われます。
社外秘書(経営コンサルタント)というと、
成功談ばかり書くもんですからね~
それ以外の想いなんてのも書ければと思っております。
まずは、過去記事をお読みではない方のために今までの流れからスタートします。
早速いってみましょー!
※最後まで読んで、記事がお役に立ちましたら是非フォロー・スキ・コメントお願い致しますm(__)m
※他の人にオススメしてくれたって、いいんだぜ!
※何ならシェアも大喜びだぜ!
※参考図書は「村上に1円も落としたくない方」は、スルー推奨。
今までの流れ
始まりは、「有害社員」について個人的に思うところがありました。
村上は中堅企業のお客さまが多く、一人ひとりの仕事の影響度合いが
大手企業と比べて大きくなります。
今話題のSMBC日興証券ですと、社員数は約10,000人います。
一人が問題社員だとしても、1/10,000人です。
しかし、50名の会社で一人有害社員でいれば、
1/50人です。
影響度合いが大きくなります。
また、この「有害社員」は伝染することを考えますと
中堅企業こそ早期に手を打たないといけない問題かと考えています。
この有害社員について、報告を行ったのが
あのハーバード・ビジネススクール!
初めて読んだのが、社外秘書(コンサルタント)になりたての頃です。
大なり小なり、赤字の会社や黒字の会社をみてくる中で
K社と出会いました。
K社は、当時の私としては赤字になる理由のデパート。
経営者は「黒字にしたい」
と声高に宣言し、
従業員は「私は頑張っている」「私は優秀だ」
と自信満々でした。
これは題材にするしかない!
そんなわけで、K社の業界や社名が特定されないことに注意して
「有害社員と散った会社」がスタートしました。
※毎回7,000~10,000字書いてます・・・
第一弾が、これ
ここでは、ヒトとカネについて取り扱っています。
そして、自分にとってではなく、会社にとってを
考える人がいないとここまでなるのか!?という
話となっております。
その流れで、その2
会社のルールを守るという概念がないK社。
そこで大元となる「有害社員Tさん」に行き当たる回ですね。
社内規定の話なんてのをしております。
その1、その2では4冊本をご紹介しています。
お値段も高いし、少々腰を据えて読まないといけませんが
一倉定さんの本を紹介しました。
共に、「社長とは?」「社長の仕事とは?」に応えてくれる本です。
※一倉定氏について 全国の経営者から「社長の教祖」といわれた社長専門の実力コンサルタント。
次に、「社員を大切にしている」と経営者はおっしゃいます。
しかし、甘やかしてるとは違いますよ!
というのが表されている本。
※kindle版は半額で買えます。
最後に、社員の方に「会社とはどういうところか?」
ということを伝える必要があります。
なぜなら、
・行けばお金がもらえる場所
・苦痛に耐える場所
・ごますりが大変な場所
など人によって考え方が違うからです。
そういった意味では、ドラッカーのこの本で最初は簡単に話すことが必要かもしれません。
このシリーズで初の有料記事となったのが「その3」です。
ここでは、前回せっかくドラッカーを出したので
「ドラッカー的にK社を見てみよう」
という試みをした記事となります。
有料記事にした理由ですが、
知識は「知っている」と「使える」はまったく別物です。
事例を通して、どう使ったのか?は村上の業務のコア
ですから有料としています。
お値段も500円と少々不安でしたが、
購入して頂ける方も多く、ボリューム内容十分だったと
ご満足頂けた様子。
※現在有料記事はpaypayの利用が可能です。
「その4」も有料記事です。
「その3」「その4」でドラッカー的な会社の見方を
知って頂こうと考えました。
また、どうしても赤字から回復するには
組織の変革が必要です。
そこで、組織変革の順番や、抵抗勢力に対する対応などを
知識としてお伝えできればと考えました。
この2つ(その3,その4)でバチっとわかるように書いたので
参考図書もありません。
ちょうど中間にあたる「その5」。
メモを取るとよくお伝えするのですが、
皆さんノートをお使いになります。
ノートは時系列で書いた方が良いものと、
最初は雑多に書いてあとでカテゴリー別に分けた方が良いものに分かれます。
そんなわけで、村上も使っている
レイメイ藤井さんのクリップファイルの使用感から始まりました(笑)
特に今安くなってますし・・・
社外秘書(コンサルタント)期間も5か月目に入ったところですね。
課題はいくつかありますが、K社はリーダーがいない。
そこを中心軸として試行錯誤していきます。
また、営業上のボトルネックの解消に努めていく回
その6。
前門の虎後門の狼とはじまるように、言うことを聞かないTさんと
経営者の責任がない取締役に板挟みとなります。
この回では、村上が実践しているコーチングを諦めます。
取締役が大暴れな回なのですが、何しろビックリするくらい知識がない。
また、自分本位なところが徐々に出てきます。
その他では、思考の深め方や、抽象的と具体的、業界規模の見方などに触れています。
ここでも2冊の本を紹介。
まず、リーダーシップに取り組んでいますが、
理論ってさまざまあるんですよね。
では一括りでまず知っておきましょうという本です。
次に、リーダーシップ開発は社員→管理職→経営者まで一本筋が通っている必要があります。段階ごとで求められることが徐々に変わるので、
同じスタンスではできない人になってしまいます。
それを一気通貫で学べるのが本書。
メチャクチャ焦り始めた「その7」。
突然1回しか会わなかった社長からご連絡をいただきます。
その内容は、
・Tさんを中心に仕事を回してほしい
・でも取締役を経営者としてしっかりさせたい
・K社は何を間違ったのか?
ということでした。
Tさんは取締役を軽んじています。
だから、Tさんを中心とすると取締役は蚊帳の外となる。
取締役を経営者として必要なことをお伝えするには、
ご本人のやる気の問題と、Tさんが付きまとう。
この矛盾がありました。
また、K社の根本的な間違いに触れる回です。
久々の有料記事となった「その8」。
※有料記事はpaypayで購入可能です。
やり方が違う、考え方が違うは否定ではない。
また、普通って皆さん口にしますが、
営業が合わせる普通はだれでしょう?
という話から始まります。
有料記事部分は、どうやって「リーダーシップ開発」をしていくか?
ということに触れています。
K社の事例は少なめですが、リンクさせながら皆さまもお考え下さい。
「その9」。
楽を求める。
自分本位。
な取締役がどんどんでてきます。
事例では、目的は「取引先の属性を変える」をスタートに
K社のビジネスモデルやそのために必要なモノ、
取引先の減少理由について触れました。
「その10」。
季節は秋、10月です。
コンサルし始めて8か月。
資金繰りはあと3か月でショートします。
薄々考えていましたが、取締役も「有害社員」でした💦
この回では、今までの社外秘書(コンサルタント)として
依頼してきたことや、取締役と決めたことを振り返ります。
如何に何もしていないか、すぐ止めてしまうかがわかります。
そして、少々コンプライアンス意識の低さや、
的外れな面もでてきます。
何より、「黒字にしたいのに、上手くやっている方法を止める」
が理解できなのですよねぇ。
けれど、イマイチ接待にもならない北海道にゴルフに行ってしまう取締役・・・
ついに、村上怒りますって回(笑)
組織営業はシステマチックにやった方が良いですが、
商談の中身など物語調で読んだ方が理解ができます。
ということで紹介した本。
経営者になって、勉強するぞ!って大振りすると続きません。
毎日ちょっと読む本として松下幸之助氏の本をご紹介。
村上も毎日読んでいます。
村上のブログの読者はみんなご存知PDCAをK社は知らなかったので、
一応ご紹介した本。
いや~~書いたなぁ!
まだ終わっていませんが・・・
失敗事例を書くわけ
村上は、多くの成功する方法には再現性がないと考えています。
対して、必ず失敗する方法はあるとも考えています。
私に対して、「失敗を書くなんてブランディング的には~」
とズレたアドバイス?をくれる人もいます(笑)
そして、村上は〇〇で成功した。
だからあなたも!
という宣伝の方が売れる可能性があることも否定はしません。
ですが、ですが、村上が売れる売れないの前に、
お客さまの・クライアントの・経営者の社外秘書(コンサルタント)でありたいから、失敗を書くわけです。
社外秘書(コンサルタント)とは、経営者を会社を成功を手助け人です。
お読み頂く方は、K社の経営者の気持ちで、
・あ~こういうの失敗するんだ
・自分ももう少し勉強しようかな
・村上はもっとここを話せよ!
などと感じてもらえれば良いと思います。
また、誰かに教え導く立場は社内にもあります。
リーダーになった時、管理職になった時、
・村上の言い方をこういう風に変えよう
・こういう言い方参考になるな
なんて考えながらお読みください。
もし、そうやって役に立つならば私の失敗談も社外秘書業務の一部です。
もちろん、村上と仕事をやってみよう!と思って頂けるのが一番嬉しいです。
信頼と行動
「その10」あたりになると、K社の取締役を
村上は信頼していません。
と言っても、何でも疑っているわけではないです。
ただ、業務に関しては信頼できることが少なくなっていました。
社員の方々は当然取締役を信頼していません。
なぜそうなってしまったかというと、
約束を破るから。
不適切な言葉が多いからです。
不適切を具体的に言うと、
・なんとなく
・楽したい
・忘れた
・しょうがない
などです。
あれ?責任もってやってる?と聞きたくなる人を
信頼しないものです。
また、行動はやはり大事だなとK社を通じて感じました。
K社で行った施策は、村上が強制したものではありません。
提案したものは多いですが、
「よし!やろう」
と決断したのは取締役です。
決めたものはやる。
最初は大風呂敷広げずに、ベイビーステップで考えた方が良い。
けれど止めたらダメ。
それを指摘すると怒ってしまう。
勉強になりました。
知識がない事は、悪いことじゃない
知識がないと経営ってできないの?
と聞かれることがあります。
無いよりは、あった方が良いとは思いますがその程度のこと。
昔、お客さまの経営者(上場企業)が言っていたのが印象に残っております。
「僕が今英語を覚えるより、英語が使える人に会社のために頑張ってもらった方が早いし成果がある。」
とても納得したことを覚えています。
また、鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの墓石には以下の言葉が刻まれているそうです。
「己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る」
同じ事を言っていますよね。
経営者も人です。知らないことや苦手な事がある。
それでよいと思います。
けれど、前述の経営者もカーネギーも
「自分が出来ないこと、苦手なこと、会社に必要なことを知っていた」
というのが大事なことなんじゃないかなと。
邪魔するのは、嫉妬なのでしょう。
嫉妬やねたみ、恨み呪いの心を、
仏教では「愚痴ぐち」といわれ、
全部で108ある煩悩ぼんのうの中でも最も恐ろしい、
三毒さんどくの一つと言われるくらいです。
難しいけれど、手放せれば手放したいものです。
ダラダラっと書いてしまいましたが、私も思い悩みながら進んでおります。
この記事もご参考になれば幸いです。
どうぞよしなに。
次からは、通常に戻ります!
ということでまた(●´ω`●)
この記事がお役に立ちましたら、是非フォロー・スキ・コメントお願い致します!周りの方にオススメして頂きますと、ヨダレ流します。
そんな私どもに「経営のご相談」や「資産の持ち方のご相談をしたい方」や村上にひとまず会ってみたいという方は下記連絡先までご一報くだされば幸いです。
※多くの方が当初メールで頂いております。
※業種問わずコンサルしています。
毎日あなたのそばにいることはできません。
でも、毎日あなたを応援しています。
■連絡先
マネーコンサルティング Ø(スラッシュオー)
神奈川県川崎市宮前区小台1-19-5
村上 直人
℡ 090-4595-1148 ✉ murakamibull@outlook.jp
Twitter https://twitter.com/murakami_naoto