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戯れゴールデン
親愛の しるしとばかり 手を舐める
彼女の舌の 湿りと温(ぬく)さ
昨年の今頃に、偶然、レストランで隣りの席になったロリータについて載せて、これで、引き寄せられたられたスゴクない?と思っていた。
飼い主さんが近辺に住んでいるわけではないので、ロリータに再び会える可能性はそれほど高くはない。
それでも、載せた当日に、お散歩中に知らないゴールデンさんを目にした。このことは、それほど難しい出会いではない。
翌々日に、近くに住んでいるけれど、ワンシーズンに一、二回、会うか会わないかというステッラに偶然会った。
わぁ〜、ステッラ?と思っている間に、こちらの方に駆け寄って来る。
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飼い主さんは、前に会った時の人ではないが、ご家族だろうか。この男性もとても感じがいい。
「ステッラって言うんだ」と教えてくれたが、心の中で「知ってる〜〜」と思いながら戯れて来るステッラの頭をそっと撫でてみる。
飼い主さんは、「これ、手のひらにのせてあげてみて」と小さいビスケットをわたしの手にのせた。
こういったことを知らない人にさせるということは、それだけ飼い犬の振る舞いやしつけに自信があるのだろうな、と、あとから思う。
実際に、その場では何も心配せずに言われたようにビスケットをのせた手のひらを彼女の目の前に出しただけだった。その時に濡れた手や彼女の舌の温かさや感触に、犬に舐められるとはこういうことかと、ふふふと口角が上がる。
ステッラに「チャオ〜♪」と言って別れた後も、まだわたしの右手は湿っていた。
通り道にある水道で手を洗おうと思い、その手はなんとなく宙に浮かせたまま歩く。水道まではある程度の距離(徒歩15分弱ぐらい)があったので、たどり着く頃には、わたしの右手は乾いてはいた。水で手を洗う前に、わたしにしてはめずらしい体験だったので、おそるおそる舐められた手のひらの匂いを嗅いでみた。
あ、無臭?
ネコ飼いのブロ友さんが、ネコに舐められても無臭ということを何度か記されているのを読んでいたが、あぁ、こういうことかと、自分でも実感した。
逆に、舐められた後には匂いが残るという動物がいるのならば、事前に知りたい気がする。
とは言え、基本的には、なんでもかんでも触らないのだが。
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