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カードと一緒に飛び立ったココロ
ぎりぎりにならないと、なかなかお尻に火がつかないのだが、日本に行く友人に託すカードのために、ペンを取った。
機会があり、記し始めればのってくるのだ。
ただ、時間との勝負。実は、予定していたうちの一通を時間の関係で見送らざるを得なくなった。
逆に、時間や記すスペース(文量)が限られていなかったり、何かの機会ではない場合、徒然なるままに長々と綴ってしまい、そうなることが見込まれると、急ぎの話ではない場合は後回しになってしまいがちなのだ。
そのようにして、最近は何かの機会ではないと紙の手紙を記すことが減っているのだが、それでも、先月はハガキ一通、七月にもハガキ一通と記した。この二通は、手渡しだったので、そういったハードルの低さもあった。
カードやハガキを選び、文面を書き、シールなどで相手や季節に合った装飾を施し、封筒に宛先と送り主の名前と住所を記し、封をする。一連の作業が儀式のようなもので……と言ったら、言い過ぎかなとは思うものの、一作品を作り上げるぐらいの心持ちで行っている。出来上がったものを眺めると、ちょっとした満足感。
こうして、今回のカードは友人と共に無事に日本に旅立って行った。届いた旨の知らせが来るのが楽しみ。
友人に託すものを届けて、大丈夫か否か一緒に検証した後、その足で歩きに行ったが、手紙と品をリリースして気分がすっきりしたので、予定外に買い物してしまう。
その一軒は文房具屋で、季節柄、クリスマスカードとクリスマスモチーフのシールを選ぶ。
何通かは、クリスマスギフトに付ける用でマストなのだが、ややフォーマルなものを選ぶ。
今からクリスマスカードの準備をすればぎりぎりにならないだろうけれど、まだ、その気分ではないのだなぁ。
一筆を したためる時 その人を
思い浮かべて 気持ちも送付
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