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関わることで認められる
僕がいま何かをしているわけではないけれど、地域のことを考えていくと、やっぱり外からの視点って大事だと思うのです。
結局思い込みで動けなくなっているところに、誰かが「おーい、こっちにも道があるぞー!」って教えてくれたら、ふっと気持ちがゆるんだりするものです。
僕が住んでいるのは、稲城で、そこは「ほどよく都会、ほどよく田舎」やら「とかいなか(都会+田舎)」なんて自負があったりするのですが、中からも外からも、もっと元気にしようぜ感がある街です。
こういう大学生活もいいよね・・と思える記事に出会いました。前置きが唐突でしたが、気になるタイトルに惹かれて読んでみました。
大学生という身分は、とても羨ましいなと思います。だって、学びという目的が誰が見ても分かるから。本人の態度とかそういうのは別にして、結構いいスピード感でキラキラしていると、気になるものです。
地域による、という前提をまず確認しつつ。
地域が元気になるということは、地域の人が元気になることなのかも、という視点はとても
共感できます。じっさいのところ、地域活性化によって疲弊したりすることもあって、地域の人の協力って難しそうだなぁ、とも思います。
この記事を読んで、一昨年、大学生が起こした梨の栽培イベントに参加したのを思い出しました。地域の農家さんの協力と、参加者同士の関わり、そして大学生の企画の楽しさは、面白い時間だったなぁと思います。
同じ保育園に通う家族や、別の場所で会った家族、地域の中で“人”ではなくて、家族が見えたこと、そして色々な場所で見かける梨畑に入れたこと、美味しい梨を作る手伝いができたこと、美味しい梨を食べたこと、それは地域への愛着となった気がします。
こうして、思い出として「あれは楽しかったね」というのを、外に向けて伝えたり、あるいは毎年出来るような仕組みができて、新しい家族が参加する・・みたいなサイクルも楽しそうだと思ってはいます。
なんて思いついたことを書いていますが、具体的に中から元気にしようとしているのが、妻とその友人たちが作った会社です。この連休中も、仕事をしていましたが、職住近接ということの恩恵を存分に感じています。
大学生が頑張ってくれている中に、例えば地域のやや若い世代が頭脳労働的な調整役として入って、実行部隊にはたっぷり時間を使ってもらえる方々にやってもらう・・みたいな構図もあるよねと思いました。
とは言え、僕が思っているのは結構な人口がいないと出来なさそうな気もしていて、記事に出てくる地域での展開にはもっとゆったりと理解してもらって・・ということも必要かもしれません。
外から人が来ることが活性化なのか、産業が発展することが活性化なのか、いろいろあるでしょう。単純に「自分たちは結構価値ある街に住んでるっぽいぞ」と感じてもらうだけでも活性化だと思います。
行政が何かしてくれるのを待つ、ではなくて、どんどん見つけて拾い上げたり、困っている人が声を上げずにはいられない環境が作られていく、イベントではない地道な素地づくりなのかなぁとぼんやり考えています。
とかなんとか、たまたま地域が好きな奴が考えていることを書いてしまいました。これからも、地域に入る大学生には頑張ってほしいです。(なぜか上から目線)
素敵な記事をありがとうございました。
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