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a cup of "Letter"

手紙とともにコーヒーをご馳走する・・そんな「お手紙コーヒー」が、あるカフェ。それは、このnoteでも何度も書いている、東京の西部・西国分寺にあるクルミドコーヒーです。

わかりやすくいえば、誰かにコーヒーを奢る手紙、のようなものでしょうか。贈り手は、受け手を選ぶことができます。例えば「この店に初めて来た方」のように。贈りたい”○○な人”に向けて宛名を書くことができます。そして、コーヒー代とともにお店に支払う。

この手紙は自分に来たものだ!と感じた人は、そのお手紙を受け取って、コーヒーをご馳走になる・・というものです。手紙を受け取った人は、返事を書いて贈り手にお手紙を返す仕組み。

そんな「お手紙コーヒー」を贈ったのは、およそ1ヶ月前。

久しぶりに訪れたお店で、自分も贈り手になってみようと思ったのでした。いざお手紙を書こうと思っても、誰に宛てるのか、迷いました。

ふつう、宛先があってお手紙を書くべきではありますが、久しぶりのお店で、いくつもお手紙コーヒーが並んでいたので、自分も出したくなった・・というのが実際の気持ちでした。

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ちなみに、僕が受け手になるようなお手紙はなくて。誰かにコーヒーをご馳走してもらいたかったのですが(笑)。

妙な先輩かぜのようなもので、何年も通っているお店だからこそ、受け手よりも贈り手になりたいという思いがあって、それを実現させました。

迷って迷って、ようやく決めた宛先はこれ。

”「もうすぐ、パパと呼ばれる」あなたへ”

このお店は、どちらかというと女性のお客さんが多いので、男性向けの宛先があまり多くなく、(そもそも、性別を選ばない宛先がほとんどなのですが)あえて僕が話したい相手、コーヒーをご馳走したい人はどんな人なのかなぁと想像してみました。

そんなことを考えていたら、職場で後輩から「男性が育休を取ること」について相談されることが増えていたことを思い出して、そんな人が、この店に来てくれたらいいなぁと思い、書いたのでした。


先日、そのお手紙コーヒーのお返事が届きました。初めての子育てへの不安とともに、その人柄が現れた言葉に、僕はとても嬉しく思いました。

・・・横にいるもうすぐママと呼ばれる妻とともに、精一杯楽しんで、子どもに向き合っていきます。・・・

ちゃんと、奥さんのことも書いていただいて、顔も知らないのにホッとしました(笑)。

僕が書いた手紙は、お返事と一緒に僕の手元に戻ってきてしまうこともあるし、直接的な助けにはならないかも知れませんが、あの店でコーヒーをご馳走になったこと、それを思い出して、またお店に来てほしいなぁなんて思うのです。

忘れた頃に返事がくるだろうとは思っていましたが、ほんの1ヶ月で返事がきて、届くんだなぁと、実感しました。お店の方からも温かいメッセージが書き添えてあり、贈ってよかった。

今度お店に行くことができたら、美味しいコーヒーを、誰かに奢ってもらいたい・・なんて思います。


#お手紙コーヒー #カフェ #宛先 #男性育休 #届け #コーヒー


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もつにこみ
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