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幼い頃、いくつかの動物園へ両親に連れられて行ったことがありました。自転車で行ける丘の上の小さな動物園もあれば、電車に乗って駅から歩いて向かう動物園もありました。 そのうちのひとつ、電車を乗り継いで、当時はコアラのプリントされた電車で向かっていたのは、東京都立多摩動物公園。一般的に動物園と呼ばれている施設は、正式には動物を展示している公園なので、動物公園なのです。 多摩丘陵の地形を存分に生かした高低差のある園内は、ひとつひとつの展示スペースも大きく、全体としてかなり広い場所
突然ですが、みなさんはこんな名前のイベント、聞いたことありますか? 「全国都市緑化フェア」(緑化フェア、と略します) 国土交通省が提唱し、毎年、全国の都道府県や政令指定都市で開催される、都市緑化を推進するイベントです。 今年は、僕の生まれた街である川崎市で開催されています。昨年は、宮城県の杜の都こと仙台市で開かれていました。ニュース番組で見かける”皇室が植樹をされるイベント”(緑化祭と呼ばれます)も、緑化フェアが開催されている期間に行われています。 名称もちょっと独特で
運動会シーズンの第2話は、小学校の運動会。3年生になった上の子の運動会がありました。小学校の校庭でやる運動会は、観ている分には気楽でのんびり。今年は10月なのにとても暑くなっていたので、観るだけでも結構大変でしたけれど。 僕の小学校の頃の運動会といえば、全校盆踊り(○○小音頭というのがあった)、学年演舞(踊り、男子高学年は組体操)、鼓笛隊、学年種目などがあったことを思い出します。お昼休みに家族とお弁当を広げて食べて、午後3時とか4時とかまで行われていました。 僕の妹は、足
職業柄、時間があれば地域の活動に参加したいと思っています。でも、そこに僕の生まれ持った性格というか特質というか、タイミングの悪さみたいなのがあって、うまく参加できないでいます。 子の小学校入学にあたって、いわゆる”親父の会”のような団体を見てみたいという思いはありました。ただ、顔合わせBBQのような催しがあった4月上旬に、家族でとある感染症にかかってしまいました。自分の体調を戻すのやら家族の看病やらで、外出を自粛せざるを得なくなってしまったのです。 それ以来、全く接点がな
運動会シーズンが到来しました。今は無き「体育の日」は、かつての東京オリンピックの開会式の日。晴れの得意日、というのは有名です。ちなみに、いまは「スポーツの日」に名前が変わっています。 思い返すと僕が小学生の時には運動会が春にあって、中学校では夏休み明けにあったので、10月が運動会シーズンというのはあまりイメージがありません。 ちなみに高校生のときは運動会(体育祭)がありませんでした。進学の時には全く意識していませんでしたが、入学してみてそのことを知って「やった!」と思った
TOEICや、検定試験、資格の試験などの試験会場で、大学や高校が設定されることがある。何かの拍子に、自分が通っていた学校が試験会場になることもある。 そんなわけで、先日、自分が卒業した高校が試験会場となった。試験への緊張感と、あの頃のノスタルジーとともに会場入りした。 校舎が建て変わり、すっかり当時の雰囲気なんて無くなってしまって、綺麗な校舎を目にして(きれいになって、よかったねぇ)と思っていたが、教室の外に並んだロッカーの南京錠を見て、あぁ懐かしいな、そうだったな、と思
旅に出ると、なぜか気になるものや場所はあるでしょうか。例えば、神社仏閣に興味があれば、土地土地のそれらに詣でるでしょう。博物館や美術館が好きな人もいれば、銭湯が好きな人もいて。目的地以外に、ついつい気になってしまうもの、ありますか。 僕は、すでに何度か書いているので、お察しの方もいるはずです。いくつか気になるものはあるのですが、まずはこれ。 第1位 市役所 仕事柄というのもありますが、市役所を観るのが好きです。外観だけでもとても楽しいのですが、できれば中に入って、仕事を
1年ほど前に、アイスクリームといえば”スーパーカップ”だと書いた投稿がありました。僕のアイス人生の中で、最も衝撃的で今も愛する(アイスだけに)商品がスーパーカップなのです。 期間限定で、発売された「ずんだ」がとても美味しいと評判です。発売早々に食べましたが、確かに美味しかったです。ずんだ、は”枝豆のあんこ”のようなもの。ただ、豆感がしっかりあるので、あんこのようなしっとり感は薄く、むしろ粒々の豆の青っぽい香りが、甘さを引き立てるような気がします。 アイスクリームとして大量
SNSのサービスとして、「○年前の今日」の写真が表示されることがあります。先日、そのSNSのタイムラインに表示されたのは、10年前のこんな写真でした。 「青森に来ています。十和田湖、キレイです。」 当時、スマホでパノラマ撮影してみたいと、朝の十和田湖をぐるーっとスマホを動かしながら撮った写真でした。朝の早い時間に、宿泊している宿のそばを散策するのが好きで、この日も朝ごはん前にブラブラしていました。 ひとり旅だと、大抵、風景か食べ物の写真ばかりになります。僕の場合は、自分
子どもの夏休みが終わりました。小学生になってから、毎年必ず夏休みがやってきて、親は悩みます。お弁当も作らなければなりません。とか言っていたら、もう小学校3年生…早いですね。 日中は親が家にいられない日もあるからと、1年生のときには学童で過ごし、2年生からは学童ではないものの学校の教室内で過ごせる場所に通っていました。 そこは学童よりも自由度が高いので、日によって来る友達が変わってしまい、仲の良い子が来る日も決まっていないとかで、毎日は行きたくないと言うようになりました。
夏休みらしいこと、といえば市民プールに通うことでしょうか。僕の幼い頃は、自転車で10分くらい行ったところに市民プールがあって、妹と毎日のように通っていました。 入場券を買い、着替えをして、プールに飛び込んで。当時はまだスイミングスクールに通っていなかったから、自己流で泳いだり、妹や友達と遊んだりしていました。 子ども用の80㎝くらいの深さのプールのほか、競泳用と呼ばれていた50mのプールがありました。競泳用の真ん中あたりは水深1.8mくらいで、通っている間、底に立って顔が
「ポケモンセンターに行ってみたい!」 夏休みに行きたい場所を聞かれた子どもは、そう答えました。 ポケモンセンターという名前は聞いたことがあったのですが、実際に行ったことがなかったので、どんな場所かも想像がつかず、ネットで検索してみると、どうやらグッズショップのよう。 かつて、浜松町にあったことだけはちゃんと覚えていて(劇団四季の公演に訪れるたびに、看板は見かけていたから)、そこにはもう店舗はなかったのですが、いまは都内のあちこちにあって人気の高さを知りました。 我が家
海もない、水族館もないのに、アシカショーだけがありました。 我が家のある東京都稲城市には”ランド”があります。 ネズミではなく、犬がメインキャラクターの「よみうりランド」という場所です。今は夏なので、プールが絶賛営業中ですが、秋から春にかけてはそのプールをイルミネーションで装飾するジュエルミネーションが開催されている場所です。 夏休みシーズンに、市の憲章を啓発するイベントとして、学校などで配布されるチラシを持っていくと入園料が無料になる日があり、毎年その存在は知っていたの
こんなことで⁉︎と思われるかもしれませんが、子どもたちの成長した姿を見た気持ちになったので、わざわざ書いておきたくて書きはじめました。 電車で移動ができるようになった、のです。 我が家は現在、車を持っていて旅行や実家への移動の多くはその車を使用しています。でも、その車は二番目の子が生まれるのをきっかけに買ったので、上の子は電車移動は何度も経験していましたし、新幹線にも何度か乗っていました。 しかし、二番目の子はほとんど車移動でした。折りあしく、感染症が広がっている時期で