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大活躍する姿を見よう

職業柄、時間があれば地域の活動に参加したいと思っています。でも、そこに僕の生まれ持った性格というか特質というか、タイミングの悪さみたいなのがあって、うまく参加できないでいます。

子の小学校入学にあたって、いわゆる”親父の会”のような団体を見てみたいという思いはありました。ただ、顔合わせBBQのような催しがあった4月上旬に、家族でとある感染症にかかってしまいました。自分の体調を戻すのやら家族の看病やらで、外出を自粛せざるを得なくなってしまったのです。

それ以来、全く接点がないまま、子が小3になってしまいました。今は1歳児のこともあり小学校との関わりを濃くしたいと思えなくなっており、親父の会がどんな活動をしているのかも、興味がなくなってしまったのです。妻の側は、役員なのか手伝いなのかわからないけれど、PTAの文字がちらつく活動をしています。

最近、僕の両親が地域の活動にちらほら参加していることがわかってきました。仕事柄「参加した方がいいよ」なんて軽く言っているのですが、今の地元は同じ小学校区とはいえ、僕が高校生の頃に引っ越してきた場所で、土地の人的な繋がりはほとんどありませんでした。

お寺でやっているラジオ体操に毎日参加していると聞いた時は、嬉しくなって僕も一緒に参加させてもらい(お正月でした)、「高校生?」なんて言われたこともありました。(齢すでに40目前でしたが…)

両親は人見知りするような性格ではないため、地域に出ていけばきっと見つけてくれる人や一緒にやってくれる人がいて、細々とでも繋がっていくだろうと思っていました。その予感は的中し、母は地域の婦人会らしき会に参加し、父は神社の奉賛会に顔を出すようになりました。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで、僕の両親が地域で活動している姿を、子どもたちに見せられたら、なんて思っていました。先日、秋祭りがあるということで、子どもたちを誘って出かけました。

妻が子どもたちに「じいじとばあばが、大活躍しているのを観に行こう」と言っていたのですが、思いのほか子どもたちに響いたようでした。

実家なので、僕が子どもの頃から遊びまわっていた地域でもあるのですが、住まいが団地だったため、交友関係や子供会、様々なイベントが団地内で完結することが多く、団地外のイベントにだいぶ疎かったのです。

きっと僕が小学生の頃もやっていたであろうお祭りに、僕も初めていくことができました。お祭り、と言っても演芸大会のほかに、屋台がいくつかある程度でしたが、子どもたちで賑わっていました。

法被を着たじいじが、会場内で働いていました。僕たちを見つけると、とても嬉しそう。子どもたちも、住んでいる地域とは違ったお祭りを楽しんでいました。上の子は”お祭りらしさ”を求めるタイプで、焼きそばやわたあめ、ゲームを楽しんでいました。屋台や遊戯系の出店は、地域の野球部や、それこそ小学校の”親父の会”が運営しているようでした。

おまつり好きな子どもたち、学校や保育園のお友達繋がりで会うのも楽しいのですが、親戚がいる場所のおまつりも楽しんでくれたはず。会場は、僕が通っていた保育園のすぐそばの神社で、子どもの頃の記憶のまま建物が残っていました。

越してきた頃、母は学校繋がりで知り合いがいたはずですが、父は仕事や僕ら子どもたちの世話で地域活動なんて、ほとんど参加できなかったはず。それが今や、地域の人たちと談笑しているのを見ると、なんだかほっとしました。

掃除の当番や、様々なイベントの役割など、忙しそうに参加しているのを見るにつけ、怪我に気をつけてどんどん外に出てね、と思うのでした。


ほのぼのとしたサムネイル、infocusさんありがとうございます!地域で活躍する大人、大切ですよね。

#祭り #地域活動 #親のこと



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