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プロモーションを考えるときの思考

出版・広告関連の会社で営業職をしているので、クライアントへプロモーションの企画提案をすることがよくあります。

その際に用いているフローをnoteに書いておこうと思います。

今回はわたしのメモ的な内容なので、ご興味があれば続きをご覧ください。

プロモーションの企画を立てるときのフロー

クライアントがお金を払ってでも手に入れたいものは何かを考える
(提供すべきサービスがブレないように)

①商品・サービスの魅力ポイントを書き出す

②サービスが購入される過程をイメージする
・現在はどんな人がどんな理由で購入しているのか?
・現在購入していない人はどんな理由があるのか?

③収益を増やすためにはどんな人に買ってもらうかをイメージする
・現在購入してくれている人がさらにお金を出したくなるためには?
・これまで購入しなかった人が買ってもらうには?

④上記を踏まえ、購入したくなる魅力を商品・サービスにないか探す
(もしくは新しく作れないか検討する)

⑤どのように伝えたらいいか、表現を考える
・ストーリー
・キャッチコピー
・デザイン
・インパクトを与える仕掛け

⑥プレゼンの仕方を考え、企画書を作成
・どのポイントを強調するか
・どんな順番で伝えるか

企画立案で大事にしていること2つ

①なぜその商品・サービスが欲しいと思うのかのシチュエーションを具体的に追求する
②何を伝えるかを明確にしてから、どんな風に伝えるかを考える

わたしの仕事は、広告の出稿や出版物の制作などを受注することで売り上げが立ちます。

そうすると、どうしても「どんな風に伝えるか、見せるか」を提案して「おもしろい!やってみよう!」と言わせたい、という発想になってしまいがち。

ですがクライアントもマーケティングのプロなので、そんな安直な提案で通るわけありません。

大事なのは「何を伝えるか」。

①をしっかり追求できていれば、奇をてらったアイディアなんて必要なくなります。

仕事のおもしろさ

プロモーションの企画提案は、とても頭と時間を使うので「ツライ」というのが本音です。

でも「仕事っておもしろいな」と思う要素でもあります。

「あ!これじゃない!?」という閃きが沸いたとき、
提案に賛同してもらえたとき、
企画が成功したとき、

仕事っておもしろいなって思う瞬間です。

クライアントから笑顔で「打ち上げしたくなりますね♪」と言ってもらえたら格別な喜びも味わえます。

それがあるから、ツラいツライとは思いつつ何年も続けています。


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