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勉強のやる気スイッチが見つかりません

ウチの子全然勉強しなくて困ってるのよ〜、
あら奥さん、ウチもなんですよ〜。

なんて会話これが謙遜でも、場の空気を読んで周りに合わせて言っているわけでもなんでもなく、ガチに息子が勉強しなくて困ってます😢

困ってるだなんて、そんなのは親の勝手な言い分で、少し成績が悪いくらい目をつぶったれよ、と思われるかも知れませんが、そんな悠長なことを言っていられる次元ではございません。
このままいくと留年するかも知れないくらいのヤバさなのですよ💦
ちなみにいま高1です😉✨

カツオ君もびっくりの課題未提出

学校の三者面談で担任の先生から
「課題の未提出が多くてですね」と言われまして。
はっ?何やっとんねん!息子〜!!!

その場で見せられた教科担当からのコメント表には「課題未提出」の文字がアッチにもコッチにもソッチにも。
なかには「殆ど提出されていません」とまで書かれてる。
いやいやいや、ちょっと待って〜💦💦💦
ほ、殆どって何?!
目眩しそうやわ。

夏休みの最終日に家族総出で宿題をやってるカツオ君だってきっとびっくりすると思います。

「いや〜、上には上がいるもんだなぁって、ボクは驚いたよ」

ってね。
カツオ君の上をいく猛者が、まさか自分の息子だったとは・・・。

夏休み以前の1学期からの課題を提出してないんですもん。
スゲー、まじスゲー。
このまま逃げ切れると思っていたのだろうか。
ある意味どんだけハート強いのさ。

面談終了後、学校の廊下にておかんの堪忍袋の緒がブチ切れました。

バイトしてる場合ちゃうやろ!
勉強をきちんとやった上でのバイトのはずやんな!
優先順位を間違えるな!
嫌なことから逃げるな!

おかんの怒声が響く後ろから
「さようなら〜💦」
って担任の先生が追い越して行きました。
・・・先生もさぞかし気まずかったことでしょう。

学業に支障が出ていると親が判断したときはバイトを辞める。
そうならないように学業との両立をする、そういう約束で始めたバイトでした。

きっと確信犯

バイトを始めた10月の時点で、既に未提出課題の山があったわけです。
まさかこんなトンデモない問題を抱えていようとは思いもしなかったので、
課題をちゃんと提出しているか?
なんて息子に確認すらしませんでした。

息子だって聞かれてないこと、しかもバレたら絶対にシバかれるのがわかっていることをわざわざ自分から言うわけないですよね。
まんまと息子にしてやられた感でいっぱいです。

なんと再犯

じつは今回のような大量の課題未提出は初めてではごぜいません!
一年前の中学3年生のときにも全く同じことをやっていて、

「おおぅ、息子君はなかなかやりよるな」
と周囲の大人を驚愕させ、

「受験を控えた大事な時期に何やっとんねん!」と親を激怒&震撼させました。

未提出のワークブックが60ページ以上あるって、異次元スギテ理解デキナイ。
なんで課題をやらなかったのか問い詰めると

「面倒くさかったから」

とド直球で返されてワナワナ震えましたわ。

あのとき散々叱られ、ゲームは没収され、痛い思いをしたはずなのに。
それから課題提出するのにものすごい苦労したはずなのに。
テストで高い点数を取っても、提出物を出さなかったために評定はガッツリ下げられたというのに。

今後の方針

とにかくまず全体像の把握!
その上で優先順位を決め、着実にやっていくことを担任の先生と2人がかりで息子に説いたのでした。
山のようにある課題をこなしつつ、新たに出される課題にも取り組まなければいけません。
そんな器用なことが息子にできるのか、もう心配しかないっす。

息子はメモをとる習慣がなかったので、課題が出されたら、その内容と期限をメモするようにアドバイス。
面談の翌日から実行していると言うので、ここは親として信じるしかありません。
頼むよ、息子!

ちなみに息子はヤンチャ系でもなければ、ウェーイ!なタイプでもありません。
地味〜なオタク系です。(何オタクなのちょっと伏せますが)

誰のために勉強をするのか

それは自分のためにほかなりません。
おかんだって学生時代はあまり勉強が好きではありませんでした。
でも大人になった今だからこそ、勉強は自分のためであると断言できます。

勉強に取り組む姿勢や課題をやり遂げる根気、良い点数を取るためにはどうしたらいいのかを考え、試行錯誤することこそ、社会に出てからその力が活きてくる、学生時代にしかできない学びなのだと思います。

勉強での失敗は自分の成績という結果に現れますが、社会に出てからの失敗は自分への評価だけではなく、会社への損害や信用の失墜など、失うものは学生の比ではありません。

だから学生の間にどんどん失敗して、たくさん学んで欲しいです。
親としてはめちゃくちゃもどかしいですが、息子もいま学びの真っ只中にいるのでしょう。



息子が通っていた小学校では、よく保護者から子どもへ手紙を書く機会がありました。
いつぞやの息子への手紙で、おかんはこんなことを書きました。


今の君には何にだってなれる無限の可能性という扉があります。
ですがその扉は、君次第で増えてもいくし、減っていくこともあります。
ときには鍵がかかっていて、硬く閉ざしていることもあるかも知れません。
いつか君が「これだ!」と思える扉を見つけて、自分の力で扉を開けて進んでいけるようになっていってください。
応援しています。
おかんより

いま自らの手で可能性を潰してしまっていることに気づいて欲しいな。

別にガリ勉君になって欲しいわけじゃない。

ただ、約束を守る人であって欲しい。
人として。
約束を守らない人は、誰からも信用されないから。
絶対に。



ここまで、おかんの愚痴を読んでくださったそこのお方!
ありがとうございます!
読んでくださった方が「アホな親子がいたもんだ」とクスッとしていただけたのなら本望です。

最後に大好きなSUPER BEAVERの「人として」の歌詞があまりにもブッ刺さったので、ここに置いていきます。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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