専業主婦からゲーム開発者へ:未経験から見つけた新たな世界
コロナ禍がきっかけ
私は子どもが生まれてから、時折パートをしながら「お母さん業」に専念してきました。
そして次女が小学校の高学年になったのを機に、現地アメリカで保育園で働くための勉強を始めました。
ところが、最後の実習を目前に控えた頃、コロナ禍が始まってしまったのです。
子供たちがオンライン授業となり、私も自宅で過ごす時間が増える中、久しぶりに絵を描いたりアニメーションを作ったりするようになりました。
もともと好きだった創作活動が、再び「何かを作りたい」という気持ちを呼び覚ましてくれたのです。
「ゲーム作りは簡単?」その言葉を信じてスタート
ある日、YouTubeでホリエモンさんが「プログラミングは簡単」と話しているのを目にしました。また、別のところでも「ゲームを作るのは簡単」という話を耳にし、それを『鵜呑み』にしてしまった私は、さっそく動画などで勉強を始めました。
そして1年も経たないうちに(よくわからないまま)初めてのモバイルゲームをリリースすることができたのです。
コロナが落ち着いてからも、ゲーム制作にすっかりハマり、気づけばそれが日々の習慣になっていました。
専業主婦の新たな世界が広がる
私は、絵や音楽、ストーリーなど、自分の好きなものすべてを詰め込めるゲーム制作が本当に楽しくて仕方ありません。
いくつかのゲームをリリースしたり、ゲームジャムに参加したり、他の方と協力して作品を作ったりと、これまで「お母さん」一筋だった私にとって、新しい世界がどんどん広がっていきました。
ゲーム開発を始めて3年以上が経ちましたが、今でもそのワクワク感は変わりません。
*Becca はこちらから
「ゲームで稼ぐ」は難しいけれど…
「ゲームでお金を稼ぎたい!」という気持ちがゼロではありませんが、売れるゲームを作ることの難しさを実感しています。それでも、作りたいものを形にする感覚は、かつて絵を描いていた頃に似ています。絵では全く利益が出なかった分、今は少し前進できた気がします。
私は30分程度で終わる小さなゲームを作っています。大作には自信がないため、短い作品をコツコツと作るスタイルを選びました。そんな中、Steamでは新作ランキングの短編や脱出ゲームカテゴリで1位を取ることができ、大変励みになりました。
未経験からでもゲームは作れる!
この記事で一番伝えたいのは、「専業主婦でも、創作をする方でも、たとえプログラミング未経験でも、ゲームをリリースすることができる」ということです。特に、PCゲームをSteamでリリースするのは、モバイルゲームよりも取り組みやすい印象を受けました。
今はChatGPTのようなツールがコードを書く手助けをしてくれる時代です。基本的な知識さえあれば、それを活用してゲームを作ることも十分可能だと感じています。
新作『さよならおかあさん』、12月12日リリース予定!
そんな私がリリースする新作、「さよならおかあさん」。12月12日にリリース予定です!リンクはこちら
どんなゲームか気になった方は、ぜひストアページをチェックしてみてください。そして、ウィッシュリストに追加していただけると、今後の活動の励みになります!
ではでは
今回は長めの記事となりました。
最後までありがとうございました!