別れの瞬間に、何を伝えられるだろう?[Unityゲーム開発]
はじめに
『さよならおかあさん』は、12月12日(北米11日)にSteamでリリースされます。 リンクはこちら
『さよならおかあさん』は、母の記憶をたどる詩的なインタラクティブ体験です。がんと闘病中の母からインスピレーションを受け、「誰にでも命の終わりが訪れる」という繊細で普遍的なテーマをもとに制作しました。
どんな物語?
小さな謎解きを通じて、プレイヤーは「死の瞬間」を彷徨います。シンプルなインタラクションと詩的な静けさの中で、言葉にできない感情をそっと感じ取ることができます。
物語の中で、子どもは母親を「死の世界」から助けたいと強く願っています。しかし、自分に非があるのではないか、母を救えなかったのではないかと、自責の念に囚われています。(と、表現したかったです^^)
そんな切なさと悲しみが漂う死の瞬間の世界。
それでも、死神は運命に従い、死を遂行します。ですが、死神自身にも運命を背負う“裏側”が描かれており、ただ冷酷な存在ではないことが分かります。そのような一面も入れ込みました。
大切な人とどう向き合うか
この作品には、「限られた時間の中で、病に直面した家族や、死を迎えようとしている大切な人とどう向き合うか」という問いが込められています。
時間が有限であること―その現実は、時に容赦なく私たちに突きつけられます。だからこそ、一緒に過ごせる時間を大切にしたい―そんな思いを込めました。
シンプルで詩的な世界観の中で、簡単なインタラクションを通じて物語が進むため、普段ゲームをしない方でも最後まで楽しんでいただける内容となっています。
おまけの本音
リリースを目前に控え、正直なところ自信があまりありません。いつもそうなのですが、自分のスキルの限界を感じながらのリリースです**;
それでも今回も制作を通じて、自分なりに多くの学びがありました。この経験を次の作品に繋げていきたいと思います。(次回作は、自分の好きな分野”かわいくて少し奇妙な世界観” に戻る予感がしています。)
毎回短編ゲームばかりではありますが、心を込めて制作しています!
「さよならおかあさん」は、小さなゲームゆえ、気軽に手に取っていただける価格に設定しました。
ぜひ、コーヒー一杯分の代わりに?またはご一緒に楽しんでいただき、応援していただけたら本当に嬉しいです!
よろしくお願いいたします。
告知
12月12日にリリース予定です。
ぜひ、あなた自身の物語として感じ取ってみてください!
さよならおかあさん → ストアリンク
では最後まで読んでいただき、ありがとうございました!