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冷気さす みあげる凍雲  青空(そら)遠く

冷気さす みあげる凍雲いてぐも 青空そら遠く

立冬を過ぎたこの時期
頭を上げると、青空がより高く遠くまで
見えるような気がします

空気が乾燥すると同時に澄むせいか
朝の散歩道で冬の晴れた日に
遥か彼方の富士山が見えるように
同じ青空だけでもグッと広がりを感じます

朝見上げた雲
最初は鱗雲かなと思ったのですが
鱗雲は秋の雲でした
(今も寒暖差あるし冬の季語を使っていいのか微妙ですが)

では?冬の雲はどのくらいあるの?
調べたらいっぱいありました
その中でも私がみたのに一番近い形が

凍雲いてぐも

なので鰯雲から急遽中の句を変更

冬の雲は低い位置にあるようです
だからより青空が遠くに感じる…というのもありそうです

冬の晴れた朝、景色も視界いっぱいに広がり
気持ちよさに思わず深呼吸

すると冷たい空気が胸にひと突き
これまた痛い洗礼です
この先、さらに冷気は深まっていきそうです

(来週は夏日になるところもあるそうですが…)

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