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玉突きと忠治たち
重ねること、重ねると重なっていくのかもしれない、みたいなこと。
先日noteでもお知らせさせていただいたWEBマガジンSTAY SALTYには、
このところの気持ちや振り返りと、
だからか、いや偶然この頃観ていたドラマのことなどと併せて書かせていただいた。
その数日後、ふと、国定忠治のことを思い出した。
わたしは観ていない、
もう亡くなって随分経つ祖父が観たという2人の忠治の話、
不思議な話だ。
不思議で、でも、現実の話だ。
ずっと頭にも心にも残っていて、思い出したりする。
重ねること、重ねると重なっていくのかもしれない、みたいなことを、
作家の北村薫は「玉突き」という比喩を使い印象的な小説を書いて、
脚本家の野木亜紀子は「ピタゴラ装置」という比喩をドラマ内で使っていた。
なんやろな。なんなんやろな。
と、思ったりしていたら、15年前にBlogに書いていたのを見つけ、また遠い目になる。
そしてまだ続いているんやろうか。
もしかしたらわたしは知らない間に
その後やまたその後の忠治を観ていたりもするんやろうかそんなことないんやろうか。
わからない。
わからないけれどたぶん続き重ね重なり流れていっているんだろうなどと考えたりする。不思議な気持ちになる。いや、なにも不思議なことはない。
生きてるんや。生きてるんやな。忠治は。忠治たちは。
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構成作家/ライター/エッセイスト、
momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。
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