わたしって何?
2ヶ月に一度通帳を記帳する。
新たな数字が刻み込まれたことを確認し、安心感と虚無感が襲ってくる。
わたしはふつうじゃない。
その事実に目を塞ぎたくなる。
子どもの頃想像していた大人は、幻だった。
大人の年齢になってもまったく理想とはかけ離れていていた。
「自立?結婚?出産?」
世間のレールから転がり落ちた私は、そのレールに戻るのはもう無理なのかな。
自分だけの道を歩こう!
そんな風に強く思えるのはほんの一瞬。
明るい希望より不安が勝ってしまうのはなぜなんだろう。
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障害者年金。
障害者手帳。
こんなものに頼らなくても生きていきたかった
心身ともに健康で、自分で必要なお金を生み出せる存在になりたかった。
映画料金安くなるよ!
美術館割引あるよ!
そんな風に強がらないと手帳を持ってる自分に虚しくなるんだ。
わたしってなんなんだろう。
なんのために存在するんだろう。
認定された「障害」を背負って、これから先も不景気な世の中を生きていく自信は今のわたしにはないよ 。
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炭水化物を詰めまくったら眠気が襲ってきて。
食事すらまともにできない私って人間以下なのかしら。おやすみなさい。
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