こころを壊すアディクション
過食をしたから鬱になるのか。
鬱だから過食に走るのか。
過食しちゃった=太っちゃう=外に出れない=生きてる価値ない=死ななきゃ
私の頭の中の方程式。
じゃあ、過食しなければいい。
そんなこと自分が一番分かってる。
でも、気づいたら食べ物を詰めていて。
満腹中枢はぶっ壊れている。
「おいしい」と感じられているうちは、まだ正常なんだろう。
これが「依存」というものなのか。
毎回、コントロールできない自分に直面しては悲しくなる。死にたくなる。
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飲んでいる眠剤の耐性がついてしまって寝れなくなった。
寝れない夜は孤独で、冷たくて。
手を伸ばしたら「死」が届きそう。
朝が来るのが怖くて、眠剤と闘った。
寝てしまったら一瞬で朝が来てしまうから。
そんな日々が懐かしいほどに寝れない。
今はその孤独に耐えられない。
わたしはお酒を飲むとすぐに顔が真っ赤になり、目がとろんっとしてしまう。
お酒が弱い。
“ほろよい”は「ほろよい」レベルに終わらないほど。
お酒の美味しさが分からないし、すぐに酔ってしまうほどに弱いから呑みたくない。
そんな嫌いなお酒に頼ってしまうほど、孤独な夜は耐え難い。
3%のお酒で酔ってしまうのに、10%のお酒をごくごく呑んで、無理やり眠気を誘う。
アディクションを一つ抱えた人は
クロスアディクションを起こしやすい。
そんな事実、もちろん百も承知。
だから、今までお酒には極力手を伸ばさないようにしてきた。
依存症専門病院に入院していた時、アルコール依存症の人たちからたくさん話を聞いて、その怖さを身をもって知った。
でもどこかでわたしは、そんなアルコール依存症とは無縁な人生を送れると思っていた。
あの時、はるか遠くに感じたそれが、今ではすぐそばにいる感じ。
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孤独な夜に怯えず安心して眠りにつきたい。
暗くなったら寝て、明るくなったら目を覚ます
お腹が空いたらご飯を食べて、お腹がいっぱいになったら食事を終える。
「あー、おいしい!」
そんな風に心から思えるものを食べたい。
自分を傷つける手段にしたくない。
あと何回こんなことを唱えれば、病気とバイバイできるかな。