「医者の私が薬を使わずうつを消し去った20の習慣」を読んで
こんにちは。今日は、
宮島 賢也さん著の 医者の私が薬を使わずうつを消し去った20の習慣
という本の感想を綴っていきます。
この本の要点は、
うつの症状が現れたときは「苦しい考え方」や「生き方」を見直すチャンス
その苦しい考え方を見つけて変えていくこと、
そして自分にとって「楽しい事」や「やりたいこと」を見つけて自分を満たしていくこと
それがうつを根本から治していくことになる
ということだと思います。
著者である宮島さんは、精神科医でありながらも患者という経験をされているので内容に説得力があり、うんうんと共感できる内容が多くありました。
特に、うつと親子関係について述べられているのが印象的で、
今の自分の考え方は、子供のころにどう育てられたかが大きく影響する、潜在意識に親からの影響がすり込まれている。
といった内容はまさに自分にも当てはまるものでした。
当書では様々な考え方の習慣が述べられています。
健康な人からしたら当たり前の考え方を述べていると思われるかもしれませんが、それがなかなかうまくできないのがうつの状態です。
うつの方や、そのご家族の方が読まれると気づかされる部分が多くあるのではないでしょうか。
心にスーッとしみ込んでくる優しさのある本でした。
スイスイと読み進められました。
当書を読んで、私が意識したいと思った内容は以下の通りです。
・できない自分も認めてあげる、自分で自分を認めてあげる
・自分を一番大切にする
・親でもパートナーでもなく、「自分自身」でいる
・自分にとって楽しい事、やりたいことを見つけていく
・自分で自分を楽にしてあげる
うつは今までの考え方の結果として現れたものなので、考え方を少しずつ見直していくことは大切ですね。
私もカウンセリングにも頼りながら、考え方を変えていきたいです。
私にとってネックになっている、母との関係も見直して、病気を打ち明けられたらいいな、と思っています。
それでは失礼いたします(^^)/~~~
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