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嫌な気持ちにさせることから自分を守る

休職74日目。今日から実家で生活を始めます。一人暮らし歴10年に一度終止符を打ち、共同生活が再スタートです。

少し不安はあるけれど、今の状態で一人でいるよりはいいだろう…と、金銭面と生活面の不安定さを解決するために、決断しました。ちょうど、気分も下がり気味なので、このタイミングで戻ってこられて良かったかもしれない。

私は元気が出ないと突っ伏してしまうようで、今日も一日中寝てました。起きているとグルグルと考え事をしてしまって、自分で自分の心を何度も傷つけてしまいます。

今日は、嫌だと感じたことを文字に表して、自分で慰める…記憶の上書き保存をしてみようかと思います。美しい声で癒されるこの曲を聴きながら。


前回の投稿で、自分の気持ちが下がるきっかけとなったであろう出来事を3つ見つけました。今日は一番最初にぽっと頭を過った「職場の先輩に言われて嫌だったこと」を整理します。


その職場の先輩は、私が赴任してから3年間、仕事に関してよく語り合った人の一人。今年の春から異動になったので、最近は顔を合わせていないのだけど、現職場の先輩から私の現状を耳に挟んで、連絡をくれたようでした。

3年間もお世話になったのだから、自分から現状を伝えるべきだなとは感じていました。でも、簡単に言うと、話したくありませんでした。

理由は2つ。「同職だから」そして「過去の言葉が引っかかるから」。

「同職だから」私の状況を想像はしやすいかもしれません。先輩であるからこそ、自分の経験上のことからアドバイスしたい、助けたいという気持ちで接してくれることは有難いことだと思います。

でも、冷酷な言い方をすると、そういう手助けを今は、求めていない自分がいます。「こうするといい」というのは、頭では大体わかっているからです。


「気にしすぎだよ」「俺はこうしてるよ」「気持ち分かるよ。辛いけど、俺も頑張ってるよ。」「一緒に乗り越えよう。」


きっと先輩は傾聴して、共感してくれていたのだと思います。同職だからこそ、「分かる」と。

だけど、言葉一つ一つが私の心に引っかかりました。話をしているうちに、「先輩は話を聞くつもりでいるけれど、自分の話を聞いてほしいんだろうな」という雰囲気を感じるようになってしまいました。


「過去の言葉」もかなり引っかかっていました。言葉の呪いってやつです。

別の先輩が心労を理由に病気休暇に入ってしまったときのこと。明らかに陰口が多い職場環境に疲れてしまい、人間関係が原因であることは分かっていました。

それなのにその先輩は、「休めていいよな~。みんな辛いのにね。」と私に言ってきました。

休みたいなら休めばいいのでは、、、?環境をどうにもできなかった周り(自分たち)にも原因があるかもしれない…とは思わないんだな、と捉え方にズレを感じました。


それからは、話を「聞く」という立場を続けてきた3年間でした。いつも後輩らしくいようと。そうしているうちに、誰に相談しても…というように、いつの間にか自分だけでどうにかしようとしていたのかもしれません。


まだ、他人に相談する心の準備ができていなかった。相談するってことは、他人の意見を聞いて、素直にその言葉を受け止める準備ができていないといけない。

周りの意見を聞いた方がいい時もあるのは分かっているんだけれど、今はどうしても「あなたには分からないよ」と否定的な気持ちになってしまう。そして、そんな風に思ってしまう自分が酷いなって思ってしまう。

まだ準備ができていなかったから、「話せるようになるまで待っていてください。」と伝えていたのに、いろいろなことを質問されて、勝手にアドバイスされたり…それが嫌だったんだ。


お互いの心を守るために、今はそっとしておいて欲しかったんだなぁ。



相手の立場や気持ちを敏感に感じとれてしまうからこそ、のまれすぎないように、自分で自分を守っていきたい。大丈夫。いつか、周りの意見を素直に聞き入れられるようになる日がくる。


今日はここまで。
読んでくれてありがとうございます。

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