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【日記】とにかく首を突っ込んでみたら
土日のカフェ店員☕️だったときのこと。これまで、できることなら一人で働いた方が楽だ、と思っていたわたしですが、【他人と働くこと】に初めて面白さを感じたことがありました。
バリスタのAさんが、エスプレッソを抽出するマシンの調整を行っているときのことです。私はまだマシンのことは分からないのですが、提供するカフェラテの味が豆の良さを活かした味わいになるよう、粉量や抽出量などを調整しているようでした。
何度か調整ができた様子のAさん。バリスタのBさんに「一旦、これで。まだ惜しい感じなんですよねー」とテイスト用のエスプレッソを渡しました。
Bさんは、「たしかにまぁまぁだねースッキリめだから、もうちょいこの子(豆)に近づけたいよね。ティラミス感を出したいというか…」とコメント。
「ですよね!もうちょい変えてみますー」とAさん。
その後も2回ほど同じやりとりがあったのですが、バリスタではないためか、近くにいたわたしに話が振られることはありませんでした。
まだAさん、Bさんとのやりとりに心地よい距離感を見つけられずにいたわたしは、話かけることに躊躇いましたが、えいやっ!と首を突っ込んでみることにしました。
「わたしも飲んでみてもいいですか!!」
そう、ポップな感じで話しかけてみると、すんなり話題に入ることができました。
「こっちはチーズっぽい、ずっしり感じがします。こっちはナッツ…アーモンド感…」
ひとりごとのように呟くと、Aさんは調整した細かな数字の違いを教えてくれました。
たった一言。自分がえいやっ!と首を突っ込んだから生まれた会話。空気感。
そのとき、「誰かと働くってなんかいいかもしれない〜」と実感しました。一人だったら共感も共有もできないし、たった一人でよりよく変わっていくことって難しいです。
チームで働く面白さと、それを意識している人のレベルの高さを実感した、そんな瞬間でした。
自分は、店を持つことになるのか、誰かとチームを組んで働くのか、まだそのゴールは見えないけれど、見えるまで進んでみよう!と思います。