拝啓 ___いずれ、出逢う君へ。 今宵も星々が煌めいている。 月光のないその暗は、「どっぷり」という擬音語がとても良く似合っていて。 ここぞとばかりに輝く彼等は、その勢いから、いまにも落っこちてきてしまいそうだ。 未だ、満ちゆく月は姿を見せない。 ……そうだね。 彼女はいま、明るい青空が好きみたいだ。 薄らと青に浮かぶ様は、控えめでいて上品でしょう?なんて。 いつもと違う顔を魅せてくれる、そんな彼女を見ていると……… どうにも私は、君を思い出して…想い出す。 同じ空
君は、自分自身に声をかけてあげられているだろうか。 ……いやなに、少し気になったもので。 実際に声をかけるのとかけないのでは、結果がまるで違う。 即効性もある。 これは実践した者にしかわからないだろう。 私もはじめは、少々恥ずかしく……。 念じることから始めて、小声に移り、そして現在の声出しに至る……のだが。 ____やはり。 念じるより、声に出すと断然強い。 なるほど、これが【言霊】か。 もはやこれは、感覚だ。 言葉では到底、言い表せないような、幸福感と安心感。
生と死の狭間を行ったり来たり、揺蕩う。 星になりたいと願う者の、懸命な瞬き。 そう不安がる必要はない。 __星になりたいのなら、なれば良い。 __どのように星になりたいか、思案すると良い。 __そう願う自分を、丸ごと全部愛すると良い。 __周りがどうとか関係ない、君が決めて良い。 __これは「救済」や「逃げ」ではない、君という存在を真の意味で見つめ直す、大きなチャンスだ。 掘り下げて掘り下げて、もっと深くまで。 そして、君の本当の思いを聞かせて欲しい。 大丈夫、大
ストーリーや設定がしっかりしていて、ドキドキワクワク時にハラハラできて、朝目が覚めたときに「あ~面白かった」と思える夢の見かたがわかったかもしれない。(かもしれない) ズバリ…… 夜寝る前に仰向けの状態で、【脳脊髄液循環法】を施すことだ。 もしかして……?と思い、実験し始めてまだ5日だが… それでも、その5日間の夢は実にしっかりしていて、面白いものだった。 「面白い」のジャンルは各々異なるものの、とにかく自分が堂々としていて、その夢を丸ごと楽しんでいる。 まさに、物
私は、手紙を書くのが好きだ。 正直、こうして文字を打つよりも、紙に書く方が好きだ。 いまでは気軽にメッセージを送り合えて、レスポンスも早いものだが……。 自分の書く文字、相手の書く文字。 絵文字も描いてみたり、イラストも添えてみたり、折り紙を入れてみたり。 ポストに投函して、無事に届くと安心する。 ある日ポストを覗いた時に手紙が入っていると、とっても嬉しい日になる。 カッターで封を開けて、一通り読む。 読み終えて、返事用の便箋を用意する。 「さあ、かこう!」 __
私の大好きなゲーム。 その名も「ルーンファクトリー4」。 3DS版の発売から約1年後に、ゲームの雑誌か何かで出会う。 キャラクターとグラフィックにとにかく惹かれ、「こりゃ絶対買わにゃいけん」とすぐさま市内のショップで購入。 初めてするジャンルのゲームであったが、もう楽しくて楽しくて、日々がより輝きはじめた。 __ある日は、カセットを誤って麦茶の入ったコップに落としてしまったことがある。 あれは死を覚悟した。私の努力の結晶だったから。 だが安心してほしい。 私の咄嗟の反射
いよいよ書き出していこうと思う。 とはいえ私のことだ、ある時期がくると書き重ねてきた文章をすべて一掃し、さらにはアカウントごと消し去ってしまうだろう。 それは成長であり、【終わりの始まり】なのだ。 なんと素晴らしいことか。 人生を飽きさせない、よくできた仕組みである。 私は執筆が好きだ。たぶん。 昔は言葉を知らないから、苦手だったけど。 それに現国・古文より数学のほうが好きだった。 (でも1番好きなのは体育と美術) ゲームのシナリオを描いていくうちに、何故か好きになった