中山観音寺梅吟行
七分咲ということでしたが、なかなかよいところでしたね。
広いので梅林とその周辺しか観れませんでしたが、またゆっくり行きたい寺前の団子も食べたい。
以下吟行句。
梅で縛ったけれどやっぱり難しかったナァ。
句数はそれなりに作ったけれど内容が奮わずスケッチに終わってしまった。
よき推敲案あればご教示願います。
紅梅やひるこに消えぬ蒙古斑
観音を慕うてしなる花の兄
↓推敲案
観音を慕うてしなふ花の兄
観音の掌のしなやかに梅ふふむ
↓推敲案
観音の掌のたをやかに梅ふふむ
明王の顕れて紅梅匂ひ立つ
青龍の首のべありぬ梅日和
↓推敲案
青龍のくび空を突く梅日和
探梅行ひとり消えたる神遊び
↓推敲案
探梅の消えてゆきたり神遊び
梅一輪わらべの声のあなたより
↓推敲案
あなたなる童のこゑや梅一輪
梅ケ香の翁の肺を燃やしむる
↓推敲案
むめがかや翁の胸を燃さむと
梅二月名を呼ばれては惑ひをり
↓推敲案
梅林や名を呼ばれてはくれ惑ふ
梅寒し錫杖の音きはやかに
↓推敲案
迫りぬる錫杖の音梅寒し
空海の足うら若し梅ふふむ
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