20世紀少年(著:浦沢直樹)【確か新予言の書に、このマンガ感想も書かれていたな。あれは、どういう結末だったっけ?】
浦沢直樹のホラーミステリ系列マンガ作品。
これはカルト宗教の恐ろしさを極限までエンタメ昇華しちゃった作品。
これまた、依存性が高いので注意が必要なマンガ作品だ。
パッとしない主人公は、コンビニの定員をしている。
どこにでもいる勤め人だ。
なんというか、益体もない日常をとにかくしのいで生きる。
日本のサラリーマンもといバイト戦士。
しかし、彼には行方不明になったおねーさんがいる。
彼は姉にだけは恩義を感じており、どうにかして探し出したいと思っている。
だから仕事の合間に、姉探しの探索を続ける。
だが、なにか変な人間の集団が、その前にちらつきはじめる。
「ともだち」と呼ぶ誰かを慕っている、何か雰囲気がおかしい連中。
どうも、姉は彼らの関係者だったらしいのだが。
日常探索の世界に、少しずつ、本当に少しずつ、
違和感が混入していく。
やがて話が進むと、第1部が終わり、第2部。
↑ アニメ化はされてないが映画化はされてるみたい。
第2部が終わり、第3部。
世界は少しづつ悪意に侵食されている。
最初は、影が視えなかった「ともだち」
次の世界では、誰もが知る大組織に。
次の世界では、日本を支配する体制組織に。
次の世界では、○○○○○○○○○○○○。
悪意は膨張していく。
誰も、それを止めようとしない。
気づいた人間も、もう手遅れだ。
「ともだち」とは誰なんだ?
闇の中に闇があり、謎の中にさらにまた謎がある。
そして謎を解き明かそうと、闇の中の探索を始めても、
さらに巨大な闇に覆われてしまうのだ。
私はなんと、
最終巻の一冊前で読み止めた。
なので結末を完全には知らんのだけど。
とにかく、依存症から回復した。
戻ってきた世界は、ただの日常だった。
そんな経緯。
まあ、だいたい推察できるけど。
ホラーミステリの完成度がだんだん高くなってきてるんだ。
「モンスター」よりも怖い。
最新作ではどんだけ怖くなってるんだろう。
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闇の向こうには、また更に闇があった。
という果てしのない闇の連鎖に、魂を縛られてしまう。
浦沢直樹に魂を縛られた人類にされてしまった。
うーん。
本当に終わったのか?
まあ「ビリーバット」があるから終わったんだろう。
読んでないよ。もう依存症からは卒業した。まだ今んとこは。
それにしても、この恐怖。
別に幽霊とか出てくるジャンルではないけど、
これまで読んだホラーの中で、もっとも怖いかもしれない。
タスケテ
あれ、なんか書いてないか?
なんだろう?
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