心が叫びたがっているんだ!(2015年)【ちなみにアニメ紹介は秩父電鉄がスキだ。アルパカにニンジンだってあげた】
秩父ご当地アニメ第2弾。
単品映画なのですぐ観れる。
恋愛感情をこじらせた男女4人の若者がうだうだする話。
主人公の少女がいちばんうだうだしている。
正直、ネット上での彼女の評判も悪かった!
この女、自分のことしか考えてねえ。
いや、そこがいいんじゃん!
自分のことしか考えられないのが、思春期ってもんだし、
そもそも女の子って(カット)
さらに言えば、それくらいじゃないと主役としてのインパクトがないし、
いったいアニメ映画に何を期待してるんだろ。
問題を起こさないとドラマにならないじゃん。
主人公は世界の中心なんだぞ!
まあそんなことはいいんだ。
***
略称は「ここさけ」
おおまかなあらすじ。
ヒロインは子どもの頃にトラウマがあります。
自分がおしゃべりなせいで家族が壊れてしまった。
唐突に表れた「ゆで卵の妖精」(?)にお口にチャックがかかる呪いが掛けられて、以後はしゃべることが苦手になった。
でも高校文化祭(?)の演目でミュージカルをやることになって、
それで「歌うなら大丈夫だ」ということに気づいて、
で男2人女2人の4人で実行委員をやることに。
メンバーは、
女A 主人公。しゃべれん。
女B チア部。頼れる。
男A ラノベの主人公。主人公がひそかに憧れてる男子。
男B 野球部エース。ケガで休場。体がでかくて怖い。
という構成です。
クライマックスは、主人公が男Aに告白するも玉砕という展開が含まれますが、
この情緒的描写がとてもエモーショナルに出来てるので、
その他いろいろで、納得感のある展開になっています。
これ以上のネタバレはやめそ。
******
こういう情緒描写が売りの映画は難しい気がします。
声優さんの演技力ももちろんのこと、
アニメーターさんの具象化力、
演出のうまさ、などなど。
筋立てさえ考えれば創れるという作品ではないです。
視聴者に感情移入させることができなければ、負けです。
ばっちり感情移入できる作品だと思いました。
例えば、私にはちょっとこういうの、創れる気がしないです。
文章書いてる人はどうしても筋の面白さに向かってしまいます。
(そんなことないのか?)
まあ、とにかく、創ろうと思っても創れる気がしないということを言いたいです。
(岡田麿里さんについては「そらあお」にて解説)
上手いよな。
そう想ってしまったアニメ映画を紹介してみました。
あと制服がフシギでした。
あとこれは秩父電鉄沿線でもより熊谷に近い方の街ですね。
そんなことはどうでもよかったんだ。
でも気になってしまったんだ。
そうです。私は秩父電鉄推しですが、何か?
(あの辺に小さい動物園があるんですよ)
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実写映画版もあるそうですが、これについては未視聴です。
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