狂骨の夢(著:京極夏彦)【僕が読書感想文を書いている時、後で気づいたのだが、その時すでに物語は始まっていたのだ】
京極堂センセのあのシリーズ。
三作目。
とりあえず三作目まで読んで、
いちばんおもしろいと思ったのがこれ。
やっぱり、まったく関係ないと思われたすべての手掛かりが、
実はすべて巨大なひとつの絵の部分でしかなかった。
これこれ。
これがいちばん興奮するのよ。
これまで何気なく読み飛ばした細部に、
すべて意味があって、
つながっている。
世界はつながっているのだ。
すべて意味があるんだっ
人間は、そういうのに大興奮。
猫にネコジャラシをブラブラさせるようなもん。
猫はネコ