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読書感想文シリーズ

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読書感想文、マンガ感想文の話を入れてあります。
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2024年7月の記事一覧

君が肉になっても(著:とこみち)【もうさー、私を食べてくれてもいいんだけど「ダメ…

本棚の奥から出てきた一巻完結マンガ。 リリカルな女の子たちが、 週末(終末)世界で怪物にな…

moko a moko
7か月前
27

女帝エカテリーナ(著:池田理代子)【まず、マンガ感想を禁止します。BLも禁止。百合…

伝説的作品「ベルサイユのバラ」の作者。 その後に絵柄が変わってしまいましたが、 今回はフ…

moko a moko
7か月前
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妖精事件(神:高河ゆん)【私はどこに行けばいいんだろ?「マンガ紹介に行けばいいの…

奇才、高河ゆんを体験した二作目です。 これはコミックから買ったから、掲載紙がわからんぺぽ…

moko a moko
7か月前
31

超獣伝説ゲシュタルト(著:高河ゆん)【世界の中心は私なのだ。当たり前なのだ。マン…

プロットは大事です。 物語はストーリーが命です。 プロットが破綻した物語を書いてしまうと、…

moko a moko
7か月前
44

凶鳥フッケバイン(著:佐藤大輔)【しかしこれはただの読書感想文では?「親衛隊上級…

作品をほとんと完結させることないまま、 この世を去った怪物作家。 佐藤大輔。 代表作はこれ…

moko a moko
7か月前
33

アメリカンブッダ(著:柴田勝家)【おのおのがた。読書紹介は何事も毒見が大事にござ…

戦国武将じゃない方の柴田勝家によるSF短編集。 おのおのがた、出陣でござる。 ぶおぶおー。(…

moko a moko
7か月前
48

狂骨の夢(著:京極夏彦)【僕が読書感想文を書いている時、後で気づいたのだが、その時すでに物語は始まっていたのだ】

京極堂センセのあのシリーズ。 三作目。 とりあえず三作目まで読んで、 いちばんおもしろいと思ったのがこれ。 やっぱり、まったく関係ないと思われたすべての手掛かりが、 実はすべて巨大なひとつの絵の部分でしかなかった。 これこれ。 これがいちばん興奮するのよ。 これまで何気なく読み飛ばした細部に、 すべて意味があって、 つながっている。 世界はつながっているのだ。 すべて意味があるんだっ 人間は、そういうのに大興奮。 猫にネコジャラシをブラブラさせるようなもん。 猫はネコ

箱の中の失楽(著:竹本健治)【箱の中身はなんじゃろな? もしかして、読書紹介かな…

日本4大奇書。 しかし、私が見るに、いまいち残念なミステリ。 アイデアはすごく良いんだけ…

moko a moko
7か月前
36

オーブランの少女(著:深緑野分)【あれはね。おばあちゃんがまだ双子姫だったころの…

ミステリ短編集。 単行本の表紙には、 神戸のお嬢様学校の制服を着た女の子。 中学生くらい。 …

moko a moko
7か月前
35

日本人の知らない日本語(著:蛇蔵&海野凪子)【日本語では強く感謝するときに「この…

日本語の勉強に・・・は、ならない。 日本に来た外国人の日本語学校おもしろよもやま話。 お…

moko a moko
7か月前
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墨攻(原作:酒見 賢一:マンガ:久保田千太郎)【このマンガ紹介、決してこちらから…

墨子。 中国の春秋戦国。 乱世に栄えた百花斉放。 あらゆる哲学が出現し、 それ以後の中国史…

moko a moko
7か月前
41

勇午(ゆうご)交渉人(著:赤名修・原作:真苅信二)【マンガ紹介か。そうだな交渉次…

日本人ネゴシエイター。 別府勇午の物語。 マンガ枠です。 世界中のあちこちで、依頼に基づい…

moko a moko
7か月前
26

原子力潜水艦、北へ(著:ジョン・ボール)【読書紹介も北に向かい、ついには南極に達…

アメリカは占領された! そしてその占領軍は・・・・ ウラル山脈付近のスラブ民族の社会主義…

moko a moko
7か月前
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遭敵海域(著:C・W・ニコル)【あそこだ。見えるか?「あ、あれが読書感想!?」紹介準備だっ】

イギリスの作家。 クライヴ・ウィリアム・ニコル氏は、日本に住み着き、 日本語で小説を書いていました。 そして英国のお家芸。 海洋冒険小説を日本海軍主人公で書いたのが、 このシリーズです。 シリーズの最初は、 江戸時代にクジラ鳥だった男の物語。 続編は彼の息子。 イギリス系の青い目の日本海軍軍人でして、 日露戦争で活躍します。 3作目の本作は、第1次大戦の初期を扱った作品となります。 (時系列的には盟約の方が後らしい。読んでないんじゃ) 日本はWW1では、ほとんど名目