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読書日記・よろしくたのむよ(5月13日〜5月19日)

5月13日(月)

家でnoteを書くには、めちゃくちゃ集中力が必要だと気づく(いまさら)。犬を病院へ連れて行くと、その待ち時間が2時間ぐらいある。その間にnoteを書くようにしたら、記事を集中して書けることに気がついた。

本当は病院での待ち時間に、読書をするのが一番いいんだろうなと思ってはいるんだけど、診察のとき、医師に何を言われるかと不安になっているために、本を読む余裕がみじんもない。noteを書くことで気を紛らわしている感じ。

あ、犬は元気です。すこぶる。


5月14日(火)

津村記久子さんの『水車小屋のネネ』を相変わらず読んでいる。時代が移り変わり、登場人物がどんどん増えていく。登場人物が増えると誰が誰だっけ?となりやすいんだけど、この作品は登場人物が増えれば増えるほど温かさが増していく。人と人とのかかわりが、とても心地よい不思議な本。


5月15日(水)

息子を歯科へ連れて行く日。あやしいなと思っていた歯が虫歯だと教えられる。仕上げ磨きなどをして気をつけていても、どうしたって磨きにくい場所はあるので仕方がない、という医師の説明を聞きつつも、親としての不甲斐なさに落ち込んで、どよーんとなる。息子よ、すまない。

息子は虫歯があることにおじけづいたようで、虫歯を増やさないために、これからは大好きなお菓子を食べない!!と宣言。大好きなものを食べずに一生を過ごすなんて無理じゃない?と、我慢することが苦手な私は心の中で思うものの、その心意気はすばらしいね、と声をかける。さて、いつまでお菓子禁止が続くかな。


5月16日(木)

『休むヒント。』を読む。休むことは悪いこと。ダラダラしている時間は許されない!スキマ時間があれば学び、睡眠時間もほどほどに、つねに有益なことをし続けて、何者かにならなくてはいけない!!と思い込んでいた時期があった。

そんな私と似たような思いを、この本の中で麻布競馬場さんが抱いていたと知り、きっと仲間はもっとたくさんいるんだろうな、と思った。

何者かにならなくてもいい。何者かになるのは疲れそうだし、疲れることはやめたらいいのだ。知らんけど。



5月17日(金)

「カップヌードルにラー油と酢を入れると酸辣湯麺のようになる」とYouTubeで見かけたので、早速ためしてみる。

ラー油が少なかったせいか、お酢の存在感が強くて不思議な味になってしまった。これは自分なりに適切なラー油と酢の分量を見つける必要がありそう。

何度もチャレンジして、不思議な味を作り出し、そして「やっぱり普通のカップヌードルがおいしいよね」と言いたい(何がしたいんだ)。


5月18日(土)

ニンテンドースイッチで、ゲームボーイの『スーパーマリオランド』ができるようになっていると知ったので、息子が遊びに行っている間にスイッチをかりてやってみる。

いままで一番時間をついやしたゲームはおそらくテトリスだと思うけど、その次ぐらいにこの『スーパーマリオランド』をやったような記憶がある…ようなないような(どっち)。

久しぶりにプレイしたのに、隠しブロックとか覚えている自分がいてビックリする。子どものころの記憶は鮮明に残っているのかもしれない。今朝食べたものは思い出せないのにね。今朝食べたものってなんだっけ?パンだっけ?(誰に聞いてんの?)。


5月19日(日)

森博嗣さんの『静かに生きて考える』を読む。

 もっと良い暮らしがしたい。もっと好きなことに時間を使いたい。愛に満ちた他者に自分の傍らにいてほしい。だが、思いどおりにはならない。したがって、自由が感じられない。不自由になる。不満ばかりが募る。
 でもそれらの根本的な原因は、自分以外の人に期待している点にある。自分だけではできないこと、すなわち、自分一人では不可能なことなのだ。

『静かに生きて考える』より引用

他者に期待すると不満が募る、とわかっているにもかかわらず、ついつい他者に期待してしまう私。期待することが癖になっていて困る。

他者に期待しすぎないことが、不満から逃れる方法だと森さんはおっしゃっている。その通りですよね、はい。私よ、期待しすぎないでくれたまえ、よろしくたのむよ。


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