久しぶりに再開する読書日記
7月24日(月)
「家の手伝い」という夏休みの宿題が出ているらしい息子。今日は草むしりを手伝ってもらうことにしたのだけど、虫が苦手な息子の周りを虫たちが飛び回っていて、ビックリする息子がキャーキャー叫び続けるため、草むしりが全然進まなかった。息子は結局、蚊に足を三ヵ所刺されて終了。私は一人で黙々と草をむしった。同じく蚊に三ヵ所刺された。
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7月25日(火)
息子に「夏休みは読書してみる?」と聞いたら、あっさりと承諾された。絶対嫌がられると思っていたので拍子抜け。学校で児童書を読むことがあるらしい息子は、本を読める自信がついているのか、図書館で5冊ほど借りてきた。図書館から帰宅した息子は、さっさとゲームを始める。今のところ読書時間は確保されていない。知っていたけど、君は読書をする気がないね?
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7月26日(水)
夏休みになってから曜日感覚がなくなり、毎日が土曜日のような気がしてならない。土曜日にいつも私が考えることは「あぁ明日も休みか、明日もどうやって平和に過ごそうか・・」ということだけ。これが地味に疲れるんだけど、夏休みはこれが毎日続くので精神疲労がたまっている。まだ水曜日だなんて信じられない。私だけが日々すり減っていく感じ。子どもたちは夜の睡眠だけで元気が復活しているので、うらやましいったらありゃしない。若さが、今、切実に欲しい。
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7月27日(木)
息子を市営のプールへ連れて行く。ここは浮き輪が使えないので、泳げない私にとっては非常に苦手な場所。息子は水泳の授業で少しだけ泳げるようになっているので、休憩なしで2時間半も楽しそうに泳ぎ続けていた。周りの家族連れをながめながら、どうやら泳げないのは私だけだと気づく。お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、子ども連れの人は全員が泳いでいたのでビックリした。
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疲れているのか暑さのせいなのか、読書が本当に全然まったく面白いぐらいにはかどらない。一日の読書時間も、多くて15分ぐらいなような気がする。
そんな中で読んでいたのは『彼と彼女の衝撃の瞬間』。
記者のアンと、刑事のジャック。二人が遭遇する殺人事件を、それぞれの視点から語る作品なんだけど、どちらも何やら隠し事があるらしく、腹に一物を抱えた人たちの話って面白くてやっぱり好きだなぁと思いながら読んでいる。いまはちびりちびりと読み進めているのだけど、話の内容が面白いから一気読みできる体力があれば一気読みしていただろうな。アリス・フィーニーさんの作品って本当に面白い。