2022年1月14日「ずるいと思う気持ちの先」
「ずるい」と思う時、それは「うらやましい」という思いを抱いている、なんて話をTwitterで見かけて、全くその通りだね~と思った。
最近は「ずるい」という言葉を使わなくなったけれど、子供の頃は「ずるい」と思うことは多々あった。あの子は良いな~という思いから発生していた言葉だったんだな、と改めて思い返したりしていた。
今は誰かに「ずるい」と思うことはゼロではないけれど、滅多にないと気づいた。自分の人生に集中するようになったからか、自分の「今」でいっぱいいっぱいなのか、人のことを気にしている余裕がないのか、なんだか理由は分からないけれど、誰かに対して「ずるい」と思わないことは、非常にラクチンだと思ったりする。
そんな今日の読書は『七人のおば』。
この本に登場する7人の姉妹は、誰もが他の姉妹のようになりたくはない、自分はマシだ、と思いたがっている。でもどこかしら「あの子はずるい」と思う部分もあったりして、相手をさげすんでいる部分もあるけれど、他人の芝生が青く見える瞬間だってあるわけで。
羨ましいという思いは誰だって抱いてしまうもののはず。ただその「うらやましい」が「恨み」に変わらなければいいと思う。「恨み」から生まれるものは恐怖だものなぁ、と本を読みながら思った。
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