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あまのじゃくが、いつだって発動する
少し前にSNSで「承認を求めるほど、承認を得られない」という発信を見かけた。利益を求めれば求めるほど、利益を得られないような、求めれば求めるほどそのものから遠ざかっていくんだという話を見かけ、追えば追うほど逃げられるという法則でもあるんだろうか?と思ったりした。
この発信者さんの言いたいことは、自分の要求ばかりに意識を向けずに、他者が何を求めているのかに集中し、それを与えることで自分自身にも得られるものがあるといった話をしたかったんだと思う。たぶん。
お金が欲しいなら、お金を得ようとするのではなく、人のために出来ることを精一杯やっていく。成功している人は、そうやって努力していて、その努力の先にお金が発生しているんだそうな。
なるほど~と思う自分と、欲しいものを追わないようにするって難しくない???と思ってしまう自分とがいて、こういう話を聞くたびに、私は胸やけしているような気持ちになってしまう。
追わなければ手に入るって、目の前の獲物を手に入れないようにするってこと??そんなことできる???欲しい気持ちが爆発して、獲物めがけて突進するのが人なんじゃないですか???
こんな風に、あまのじゃくが大活躍するので、人の話が素直に聞けない。私のような人ほど獲物を手に入れられない可能性は高い。
そんな最近の読書は『集中力はいらない』。
森博嗣さんは、あまのじゃくとして「この人には勝てない」と私が勝手に思っている人。私は物事を否定からとらえてしまうタイプだけど、森さんはその否定からとらえる部分にも自論があって、それがとても的を得ているものだから、頭の中どうなってんだろう??といつも不思議な気持ちになる。
『集中力はいらない』は何年か前に読んで、でも内容がうろ覚えだったので手に取ってみたのだけど、本の裏に書かれていた「自分を縛っているのは自分」の文字が心に刺さって抜けなくなった。まさしくその通りでござるよ。
このところの私は「集中できない」とずっと思っていて、何が原因でこんなに思考が散漫になるんだろうかと考えていたのだけど、そもそも集中する必要はあるんだろうか?と、森さんの文章を読みながら思った。
集中したい、集中しなければいけない、というのは、自分の思い込みでしかない。集中したからってあらゆる問題が解決するわけじゃないし、自分のやりたいと思っていることが大成功をおさめるわけでもない。
私はどうも「集中力」というものに、過大な期待を寄せていたようだ。「自分を縛っているのは自分」。本当に仰るとおりです。