読書日記・2023年最後の日記。
12月23日(土)
出口保行さんの『犯罪心理学者は見た危ない子育て』を読む。子育てをしている親御さんは、「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」の4つのどれかに偏っているらしいと本にあった。自分がどれに該当するのかを考えながら本を読む。4つとも当てはまる。日ごろの子どもたちに対する接しかたを改めないと、とんでもないことになりそうだ!!と危機感を抱くほど、私はこの本に登場する問題のある親にそっくりだった。いやだー。
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12月24日(日)
『世界でいちばん透きとおった物語』を読み終わる。感想が何にも書けない小説なんだけど、とにかく凄かったことだけは伝えたい。話題になる本に対しては期待値も上がるので、読み終わったあとに肩透かしをくらったような気持ちになることもあるんだけど、この本に関してはそういったことがなかった。とにかく凄かった。これ以上、何も言えないのがもどかしい。
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12月25日(月)
ちょっと人様の日記を読みたくなったので、本棚にある柿内正午さんの日記や、蟹の親子さんの日記などを手に取りまくる。日記はやっぱり良いなぁ。そういえば、古賀及子さんの『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』も良かったよねぇ、と思いながら読んでみたりしている。古賀さんの日記は、来年の2月に新しいのが発売されるらしい。そちらも楽しみ。
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12月26日(火)
M-1を見てからというもの、ヤーレンズのネタが頭から離れないんだけど、なにこれ恋? なんの脈略もなく「しゃがんで立つ!」とか、ヤーレンズのネタを口にしている自分がいて一人で笑っている。もしかしたらこの恋は重症なのかもしれない。あるいはとんでもなく疲れているのかも。
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12月27日(水)
C・A・ラーマーさんの『野外上映会の殺人』を読み始める。このシリーズはアガサ・クリスティー大好きな人たちが登場するので、本を読んでいるあいだ、みんなと一緒にわちゃわちゃしている気分になるので楽しい。シリーズ物なので、登場人物の恋愛模様も変化していくのも気になるところ。
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12月28日(木)
「年末=大掃除」が頭をよぎったものの、よぎったことをなかったことにして、大掃除をしなければ!という事実を忘れることにした。ははは。
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12月29日(金)
かぜのたみさんの『低コスト生活』を読み始める。
私は思いっきり後者だな、と思う。「不安定な自分が不安定な生活をつくる」まさにこれ。だから仕事が長続きしないんだろうなと思った。そして同時に「安定した収入」って何?? と思ってしまった。そもそも「安定」するっていう感覚がよくわからない。いつ仕事を辞めることになるかわからないと、常に思っている私にとって「安定した収入」は存在していない。この考えだと、「安定した収入」があるという人は私にとって存在していないってことになる。私とあなたは同じ世界で生きていますか?どうですか?
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12月30日(土)
冬休みに入ってからというもの、朝から晩までずーーーーっと息子が「ねぇママ」を連呼しながら喋り続けている。特に用がない状態でも延々としゃべり続けられる息子の、ちょっと黙ってみようかスイッチを探しているのに一向に見つからない。困る。
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12月31日(日)
2023年も終わり。夫に「今年の思い出ってなんだろうね?」と問いかけながら、今年を振り返ってみたものの、2023年をどう過ごしていたのかよく思い出せない。日々の雑事に追われているのが原因か、はたまた犬のかわいさしか記憶に残したくないばっかりに、その他の思い出を記憶から抹消してしまっている私の脳内に原因が???
そんな私のたわごとである日記を、これまで読んでくださった皆様には感謝しかございません。本当にありがとうございました。皆様の2024年も良い年になりますように。
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