"お酒に弱い"人の飲酒はガン化に注意【9月29日 日経新聞朝刊】 46 MOH 2024年9月30日 06:59 前の記事が「ラム酒」で恐縮だが、国立がん研究センターの研究結果。 〈科学で迫る日本人〉病との戦い(上) もろ刃の遺伝子、がんリスクに ゲノム解析で未知の要因も特定 - 日本経済新聞 日本人には長寿のイメージがあるが、何か遺伝的な背景はあるのか。国民の半分が患うがんでは国際的に地域差を探る研究が進み、日本 www.nikkei.com #日経COMEMO #NIKKEI 日本人の4割は要注意。「研究を進めるほど、日本人は特徴的な集団だ」。国立がん研究センターの柴田龍弘分野長は、がん患者のゲノム(全遺伝情報)を解析する様々な国際共同研究を通して、日本人の傾向が他と大きく異なることに驚きを隠せない。 (中略) 国際共同研究で日本人などに多いパターンを探ると、お酒の弱さに関わる遺伝子「ALDH2」の関与が大きく浮かび上がった。胃がんの中で悪性度の高い「びまん型胃がん」の日本人患者では、飲酒による特定の変異の蓄積が確認された。 (中略)日本人にはお酒に弱い人が多い。体内ではアルコールを分解する過程で「アセトアルデヒド」という物質ができる。この物質はDNAを傷付ける発がん作用がある。ALDH2はアセトアルデヒドを無害な酢酸に変える重要な働きをしている。この遺伝子には通常型と変異型の2つのタイプがあり、両親から引き継いだタイプの組み合わせによって働きが変わる。日本人の場合、両親から通常型のみを引き継いだ人が全体の約5割、片方だけ変異型の人は約4割といわれる。変異型を1つでも持つとアセトアルデヒドの影響を受けやすくなり、お酒を飲むと顔が赤くなったり、二日酔いになりやすかったりする。国民の約5%ともいわれる両方とも変異型の人はほとんどお酒を飲めない。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG038KH0T00C24A9000000/こんな事実が分かると、宴席で隣席の人にお酒を注ぐのも恐々😅結局のところ「アセトアルデヒド」が体内に停滞することが良くないので、お酒が強い人でも二日酔いするほどの飲酒をすると、同じことになる。 アルコールの吸収と分解 体内に摂取されたアルコールは、胃にあるうちはゆっくりと吸収され、小腸に入ると速やかに吸収されます。飲酒後の血中アルコール濃 www.e-healthnet.mhlw.go.jp 「お酒はほどほどに」は、正しい助言なのだろう。 MOH ダウンロード copy この記事が参加している募集 #最近の学び 186,017件 #この経験に学べ 63,758件 #最近の学び #この経験に学べ #nikkei #日経COMEMO #がん #飲酒 46