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「過去に失敗したから、私はまた失敗する。」という決めつけ|1冊目

2025年は100冊本を読む!と堂々宣言してしまったので、さっそく1冊読み切りました。
今回読んだのは「脳の名医が教える すごい自己肯定感」という本。



「自己否定感」が強い人はお得?


本によると、普段マイナスな考えをする人だからこそ
克服してプラスな考えになったときに「確固たる自己肯定感」ができるそう。



「他者評価社会」「他律性自己肯定感」


現代を生きていると、幾度となく社会や会社から「自分」というものを判断される。
だからこそ、現代では「他者認知」が優先になっている人が多いのだという。

私自身も、他者認知に自分の肯定感を委ねてしまっていると思う。
だからこそ、失敗をして評価が落ちることや怒られることが本当に怖い。

怒られないように先を先を読んで行動しようとするくせに、
ちょっとしたミスをして怒られてしまったときの絶望感といったら…

そんな「他律性自己肯定感」に対して、「自律性自己肯定感」は最強らしい。
自分に本当に自信を持っているからこそ、他者に自分の評価を完全には委ねない。

他者の評価が絶対とは思っていないから、他者の意見に耳を傾ける「余裕」があるのだそうだ。



私は、「自己否定のパターン」にどっぷりハマっていた


本に書かれていた自己否定する人の特徴を読む中で、「うぉおぉ私こういうとこある…」と思った部分は他にも多くあった。

例えば、「他人の評価に依存している」ところ。
私は、人に褒められると嬉しくて嬉しくて、幸せな気持ちになる(単純)。
が、しばらく評価がされないとちょっとずつ心がすり減っていき、自己肯定感が下がることがある。

人の気持ちや言動なんてコントロールできないのだから、何を期待しているんだ!と思う部分はあるものの、他人の高評価を求めてしまっている。

他には、完璧主義であるところ。
「1%でも上手くいかない部分がある=私はできない」としてしまうことがある。
自分の長所より短所が見えてしまいやすいところは、生きづらさに繋がっていると思う。



「過去に失敗した私は、これからも失敗する」

こんな考え方をしてしまっていた私。

「前にこんな状況で体調を崩したから、
また同じ状況で体調を崩すかも」

「前にこんな状況で失敗したから、
またミスしてしまうかも」

この本を読んで「こんなに意味のわからない方程式を、自分で作っているのはおかしいな」と思えるようになった。

これからの私は、過去のマイナスな記憶だけで「自分はできないんだ」と決めつけないようアップグレードしていきたい。



おわりに


やさしく分かりやすく書かれていたので、脳に関する知識が無くても大丈夫でした。
実際に、「あ、この考え方ならできそう!」と思える部分が盛りだくさん。

よく何かへの懸念で頭がグルグルしてしまう私にとって、救われる本でした。

このnoteは、私というメガネ越しに見た本の解釈でしかありません。
本の魅力は伝えきれていないと思うので、ぜひ手に取って読んでみてくださいね!


本を100冊読む!と高らかに宣言してしまったnoteはこちら。


タイトル:脳の名医が教える すごい自己肯定感
著者:加藤俊徳
出版社:株式会社クロスメディア・パブリッシング